XiのSIM入手ついでにBlackBerryで使えるか試してみた

SPモード

XiのSIMを手に入れたので、「使えません」と言われているらしいBlackBerryで本当に使えないのか試してみました。
基本的に現状ではdocomoでXiの契約をしようとすると、システム的にBISは付けれないようになっているようです。

さらにBISが付いているSIMをXiにプラン変更しようとすると、これまたシステム的にBISが外れてしまうようです。

というわけで、どうやら現状ではBISはXiのSIMに付けることが出来ないようですね。(裏技で何かあるのかもしれませんが・・・)

まあここまでは想定通りです。
BlackBerryが正式に対応していないプランを付けさせろと言うのも無茶な話ですから。

というわけで、SIMを挿してみました。
一応認識はH+になっており、docomoだという事もわかっているようですね。

では、APNの設定を使った通信はできるのか。
というわけで、TCP/IPの設定を行ってみました。
APNの設定にspmodeの設定を入れてみました。

APNがspmode.ne.jp
ユーザー名とパスワードはなし。

通信できているかどうかは、wordpressのクライアントで試してみました。
「ダイレクトTCPスタック」にチェック。
これでAPNで設定した通信を利用するはずです。

通信できません。

念のためアプリケーション側でも通信の設定を行ってみました。

やっぱりつながりませんw

本体自身はSIMを認識しているので、相変わらずSPモードのあたりで接続が認められていないようですね。

個人的にはBlackBerryにXiのサービスを付けさせろという前に、SPモードのアクセス制限を何とかしろと言いたいです。

今のままではLTEに正式に対応したモデルが出たとしてもSPモードでの接続が使えなければテザリングも出来ませんしね。

と、ここまでがBB一台をメインで使いたいという私の心からの発言です。

で、以下はXiという新しいdocomoの商品に触れてみた率直な感想ですが。

今後Xiの普及でスマートフォンやタブレットのあり方は大きく変わっていくと思います。
従来はスマートフォンとタブレットなどを持とうとするとSIMの差し替えや他にwifi接続用のAPが必要になっていましたが、今後は1台Xiのスマートフォンがあれば、他の端末は基本料金だけ払ったり、SIMを抜いたりしておいても、Xiの回線を使ってのテザリングで通信を行う事が出来るようになります。
私は日本でのBBは今後BBで何でも済ませる運用から、他のテザリングできるXi端末にぶら下げて通信費を安くあげるメッセンジャー端末という売り方に切り替えていった方がいいんじゃないかと思ったりします。

通話なんかはカケホーダイのあるXi端末に任せてしまって、アプリケーションを使って何かするということもandroid端末に任せてしまって、3Gオフにしてデータ通信をWiFiだけで使うtwitterやメール専用機、という売り方はなかなか面白いと思います。
そうすれば月額1500円以下ぐらいで持てる計算ですし。

メッセンジャーとして用途を絞ればアプリケーションが少ないことも問題ありませんし、3Gを切ればパケットが無駄に流れることもありません。
一部のアプリケーションは3G通信が必要ですが、googlemapなどはXiのandroid端末で使った方が便利ですしね。

こういう売り方にシフトしていけばBBが日本で売れる可能性もあるかなと思ったり。

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