BlackBerryBold9700

9700

9700は日本ではdocomoから発売されているBlackBerryBoldの後継機といわれている端末で、海外で先日発売されたところの新機種だ。
今年の夏にdocomoからBoldの後継機として発売されることも決まったので、気になっている人も多いだろう。
今回は海外版だがそのBlackBerryBold9700を紹介しよう。

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従来のBoldと比べ、9700は全体的にシャープな感じを受ける。

画面横の銀色の部分もBoldでは側面全体を覆うような感じになっていたのが、9700では下は前面、横は側面、上は背面という構造になっていて正面から見た場合ベゼルがほとんど目立たないような形状になっている。

全体的に「枠」の部分が減ったという印象だ。

そしてサイズもひと回り小さい。
Boldでも電話として使うには少し大きかったのだが、9700なら電話としての用途に用いても問題ない大きさだといえる。

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本体向かって左側。
横から見たことで今言ったベゼルの構造が理解いただけたと思う。
本体の下の部分には充電用の金属が付いている。チャージングポッドは今回も健在だ。
おそらくdocomoからも発売されるのでぜひとも購入しておきたい一品だといえる。

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写真にはヘッドフォンジャック、microUSBポート、左サイドボタンが写っている。
USBポートがmicroUSBになっているのも本体の小型化に一役買っているようだ。
しかしヘッドフォンジャックが小型化しなかったのは非常にありがたいことだといえるだろう。

サイドボタンにはデフォルトでボイスコマンドが割り当てられているが、設定で変更可能だ。

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ストラップホールは本体の横に移動になった。

これはチャージングポッドで充電する際に邪魔にならないようにという配慮からだろう。
しかしこのストラップホールにストラップを通すのは結構大変だと思われる。

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向かって右側はボリュームコントロールボタンと右サイドボタンが付いている。
もちろん充電用の端子も付いている。

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ボリュームコントロールボタンや右サイドボタンだけでなく全体的に端子やボタンについていえることだが、今回はベゼルと同じ素材ではなく、マット地のプラスチックで出来ている。

手触りや押しやすさを考えればこちらのほうがいいと感じだ。

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本体の上下部分。
側面全体を覆っていたベゼルは上下に分かれている。
下の部分にはマイクが付いているが、上の部分にはミュートボタンが見当たらないようだ。

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実は本体上部の左右の部分は押し込むことが出来る形状になっており、ボタンに見えないがボタンの役割を担っている。
押し込むことも出来るようになっていて、左右でキーガードとミュート機能を持っている。

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みなが気になるのがおそらくトラックボールの換わりに付いたこのトラックパッドの操作性だろう。

SAMSUNGのi780やiPAQのhx4700のようにあまり良いイメージを持っていない人が大半だろう。何を隠そう筆者もあれは大嫌いだ。しかし、これがずばりものが違うといわざるを得ない。
上下左右の操作はトラックボールと遜色なく、トラックパッドやタッチパッドの類が大嫌いな筆者でも問題なく操作できた。

また、決定機能に関しては逆にトラックボールの頃は押し込むタイミングで回転し、押し間違いが発生していた事に比べると、薄手のトラックパッドを押し込む場合、押し間違いはほとんど発生しなくなっている。

ルックス上のかわいさはなくなってしまったが、ごみ詰まりや汚れ及び機能面のことを考えると、これは間違いなく改善点だ。

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また、もう一点気になるところがあるとすれば、それはキーボードだろう。

本体が小さくなったことによりキーを押し間違えたり隣のキーを押してしまったりするのではないかと言う心配を持っている人もいるだろうが、そんな心配は無用だと言える。
確かにキー自体は若干小さくはなっているが、キートップの押す方向に向けて若干傾斜が加わっているキーの形状は健在で、それによって目的のキーをしっかりと押すことが出来るようになっている。

キータッチはクリック感がしっかりしているあるものの押した感じは軽快で、気持ちよく押すことが出来る。
ちなみにここまでの文章、いちど9700で全部入力しているのだ。(キーボードのくだりの文章)

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裏面は少し格好悪い。

全体レザーがワンポイントレザーになっているがどうせならレザー無しにしてもらいたかった。
このあたりはサードパーティーの頑張りに期待したいところだ。
カメラは真ん中から向かって左に寄った。ライトは右に寄った。
これによって持ち方が悪いと写真に指が写りこむことになってしまう。

とはいっても、液晶を見ながらちゃんと確かめて写せば指が写りこむようなことはありえないだろう。

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カメラはオートフォーカス。写りはかなりいい。
ホワイトバランスの調整も可能になったがオートが結構賢いので普段はオートでとっても問題ないかもしれない。
また接写も出来るようになったので、これでようやく写真→添付→ブログに投稿が一台で出来るようになったといえる。

ブログ更新端末としてもかなり優秀になるポテンシャルを秘めている。

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蓋を開けたところ。
microSDスロットが付いているが出し入れは最悪にやりにくい。

東芝のスマートフォンT-01Aに比べれば設置されている場所はまだましだが(T-01Aはバッテリの下)出し入れは史上最悪レベルといっていいほどやりにくい。

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単体の紹介は以上だが少しおまけとして比較写真を掲載しておこう。
横幅は若干Boldより狭くなっており、縦も短くなっている。
全体的に小ぶりなイメージだといえるだろう。

これは片手で文字を打つのにちょうどいいと言ってもいいサイズだ。

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TreoProとの比較。

横幅、厚みはほぼ同じ。縦の長さはTreoProよりも小さい。

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小型ながら操作性もよく、非常に便利でお勧めなBlackBerryBold9700は今年の夏の発売が非常に楽しみな一台だといえるだろう。

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