BlackBerryの各紙のニュースを読んでみて感じた違和感と何となく見えてきたことについて

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こちらが日経。


■ブラックベリー、日本市場撤退を正式発表  :日本経済新聞

【シリコンバレー=奥平和行】カナダの通信機器大手、ブラックベリー(旧リサーチ・イン・モーション=RIM)は7日、日本でのスマートフォン(スマホ)の販売から撤退する方針を正式に発表した。1月末から英国などで新たな基本ソフト(OS)を搭載した製品の販売を始めたが、シェアが1%未満に落ち込んだ日本では発売を見送る。

ブラックベリーは同日の声明で「日本は当社にとって主要市場ではなく、新OSを搭載したスマホを発売する計画は現時点ではない」と説明した。ただ、「既存顧客のサポートは続ける」としている。今後は米国やアラブ首長国連邦(UAE)などでの販売に力を入れる。

引用元: ブラックベリー、日本市場撤退を正式発表  :日本経済新聞.


日本でのスマートフォン(スマホ)の販売から撤退する方針を正式に発表した。
 
こちら朝日。

■朝日新聞デジタル:ブラックベリー、事実上の日本撤退 新商品を投入せず – 経済・マネー

【ニューヨーク=畑中徹】カナダの携帯電話大手ブラックベリー社は7日、新しい基本ソフト(OS)をのせたスマートフォン(多機能携帯電話)を、日本では発売しないことを明らかにした。日本でのシェアは低迷しており、需要が見込める欧米市場に注力する。日本市場からは事実上の撤退となりそうだ。

日本国内のシェアは1%未満とされ、同社は「日本は我々にとって重要市場ではないと判断した」としている。新商品は売り出さないが、既存の顧客へのサービスは続けるという。


引用元: 朝日新聞デジタル:ブラックベリー、事実上の日本撤退 新商品を投入せず – 経済・マネー.


日本市場からは事実上の撤退となりそうだ。
新商品は売り出さないが、既存の顧客へのサービスは続けるという。
 
こちらTechCrunch

■BlackBerry、日本でのBB10端末発売中止を正式決定 – TechCrunch
 
これは同社が日本から全面的に撤退するという意味ではない。Nikkeiの記事によると、BlackBerryはZ10、Q10などの新機種を日本で販売する予定はないが、現在も使われている僅かな既存機種のサポートは続ける。BlackBerryがBlackBerry 10の日本進出を取り止める決断を下した理由の少なくとも一部は、純粋に現実的な問題だろう。OSの全テキストを日本語に翻訳する作業は、BlackBerryが進出断念を決定するに十分な頭痛のタネだ。

もちろん、他にも理由はある。BlackBerryのハードウェアは日本やアジア市場での人気が低く、他のプラットフォームによって徐々にシェアを奪われていた。最大5%あった日本スマートフォン市場での同社端末のシェアが昨年は0.3%まで落ち込んだ。一方Androidは、2009年にHTC MagicがNTT Docomoの電波に乗ってデビューして以来順調に伸びており、AppleのiPhoneは、ソフトバンク(Sprintの買収に忙しい)とKDDI auのサポートを得て何度も売上チャートのトップを占めている。


引用元: BlackBerry、日本でのBB10端末発売中止を正式決定 – TechCrunch.


これは同社が日本から全面的に撤退するという意味ではない。Nikkeiの記事によると、BlackBerryはZ10、Q10などの新機種を日本で販売する予定はないが、現在も使われている僅かな既存機種のサポートは続ける。
 
こちらロイター

■加ブラックベリー、当面は新OS搭載機を日本に投入せず

日本経済新聞は7日、ブラックベリーが販売減により、日本でのスマートフォン(多機能携帯電話)販売から撤退する方針を固めたと報じていた。

ブラックベリーの広報担当者は「日本はブラックベリーにとって主要市場ではなく、現時点でブラックベリー10の搭載機種を発売する計画はない」とコメントした。

同社は日本で既存顧客へのサポートを継続する方針。将来的には新たなOSを日本語にも対応させていくとしている。


引用元: 加ブラックベリー、当面は新OS搭載機を日本に投入せず | テクノロジーニュース | Reuters.


同社は日本で既存顧客へのサポートを継続する方針。将来的には新たなOSを日本語にも対応させていくとしている。
 
これだけのニュースを読んでみて(実際には日経をソースにしてるだけの記事などは省いています)感じたことですが。

BlackBerry(会社)が明確に言ってることは「重要な市場ではない日本で、BB10を今の時点で発売する予定はないよ」という事だけです。

新OSを投入しないということは、事実上撤退、といえる事で、それについてはBlackBerry(会社)も認めていますが、あくまでも「現時点では投入しない」という事を忘れてはいけません。

どうやら私が感じていた違和感というのは、日経の言うところの「撤退」とBB(会社)が認めた「事実上の撤退」というものの温度差ですね。

つまり「撤退というからには事務所畳んで日本から逃げ出し、BISのサポートも打ち切って既存のユーザーを丸裸で投げ出す」のかというとそうではない、という事でしょうね。

なので一時的に前進をやめてるだけ、かもしれませんね。

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