これに先立ち同社が発表した今年3～5月期の決算は最終損益が8400万ドルの赤字。2年以上かけて開発した新基本ソフト（OS）「ブラックベリー10」は、新端末の販売台数が270万台にとどまり、アナリスト予想を大きく下回った。 これを受け、決算発表後の同社の株価は28％近く下落。米ブルームバーグによるとこの下げ幅は過去13年間で最大。 ブラックベリーの株価は昨年9月から回復基調にあったが、これをきっかけに昨年11月の水準へと逆戻りした。 こうした状況についてハインズCEOは株主に対し、同社はまだ改革の初期段階にあると説明。「（新製品は）単なる新モデルの発売ではなく、全く新しいプラットフォームへの移行。業績回復には時間がかかる」と理解を求めた。
まず、アナリストの予想を大きく下回ったという表現はおかしく、アナリストの予想が外れたってだけの話だと思うのですが。
なぜアナリストの予想が正しいという前提で話が進むんでしょう、不思議。
そしてこの記事も、本文のどこにも「辛抱」とか出てこないんですが、なぜタイトルだけこんな傲慢な感じになってるんでしょうね。
まぁでも、BlackBerry社はいいかげんα版みたいなOSを製品で出すのはやめた方がいいと思います。
カメラにしても、画素数の調整ができないとか、メールもHTMLメールしか作れないとか、APNの設定ができないとか、アプリの常駐ができないとか、8個までしかアプリが立ち上がらないとか。
順々に直していくのはわかるのですが、気分のいいものではありませんし、長年の利用者にしたら「またですか」ぐらいの話ですが、初めて買って使った人にしてみれば印象最悪ですよ。
もう少しきちんとした形になってからOS出した方がいいと思うんですが。
まぁ、日本が松下やトヨタの倒産を許すか、と考えてみれば、BlackBerry社がそう簡単に倒産するかどうか、という問題の答えの参考ぐらいにはなりそうな気もしますが、それでも、それでもそろそろ危機感は持った方がいいと思います。
