Q10とCLASSICの違い 全般編

CLASSIC

OS7とOS10は別のOSなので作法や操作性は大きく違い、とても一度では書ききれないので分けて書いて行こうと思っています。

しかしながらQ10とCLASSICはOSも同じで比較がしやすいので、今回はこの二つの比較を書いていこうと思います

まずスペックについて。

image

こうして見るとサイズ以外はほとんど変わりません。
CPUに関してもMSM8960というのはSnapdragon S4の1モデルの型番でLTEに対応しているかどうかぐらいの違いだと思うので本当にほとんど同じです。
スペック的に見ると違いはサイズと重さとバッテリー容量ぐらいでしょうか。

しかしながら実際の大きな違いはやはりナビゲーションキーの有無とトラックパッド(TP)の有無、あとはサイズです。

image

まずサイズについてですが、CLASSICは非常に大きく、Q10は非常にコンパクト。
片手で持った際に収まりがいいのは断然Q10ですし、ぎゅっと締まった感じがしてかっこいいのもQ10です。

問題は画面のサイズです。
CLASSICは結構大画面(3.5)でQ10の画面は非常に小さい(3.1)。
解像度は同じ720×720なのですが画面が小さい分Q10はタッチ操作がやりにくいんですよね。

無論タッチの精度は非常にいいのですが、それでも立ち上げたアプリの画面の端っこなんかに配置されているアイコンやボタンをタッチする際に少しイラっとする事があります。

当初CLASSICのスペックを聞いた時に画面は大きくなって解像度はそのままという事実に「なんでやねん」と思った事がありましたが、両方を触ってみてその理由がわかりました。
この解像度でこのサイズ必要です。

次にやはり大きな違いはナビゲーションボタンとTPの存在です。
受話/終話キーの存在は電話を受ける/切る際に非常に重宝します。
また終話キーは電話をしていない際には別の機能を割当てられます。
タスク切り替え機能がメニューキーから終話キーに移った事は、新しい作法を覚えないといけないという意味では煩わしくもありますが、ワンキーで呼び出せるというのはやはり便利でもあります。

image

また、メニューキーや戻るキーなども、都度画面をタッチしなくても選択できるという意味でやはり便利です。
特に戻るキーは終話キーで呼び出すタスク切り替え画面上でタスク終了に使えるので、画面タッチなしでタスク終了が行え重宝します。

しかしながら、やはり一番大きな存在はTPですね。
トラックパッドは様々な画面でのフォーカスの移動に活用します。

画面場の何かを選択する際、画面を直接タップするのと、TPで選択するのとでは指の動く距離が全然違います。
TPの方が断然移動が少なく、それはつまり操作性が非常に良いという事を表します。
片手での操作性も、画面タップよりTPの方がやりやすいです。

そして何よりShift+TPで行える文字の範囲選択が物凄く便利です。

切り取り、削除、コピーなど文字に対する様々な操作が非常に便利に行えます。

image

Q10ではこれらの操作を全て画面タッチで行わねばならず、狭い画面を指先で範囲選択するのにどれほど神経を使ったことか、その作業だけで数分かかることもザラにありました。
image

文字を入力する端末として、文字列に対する様々な操作が格段に向上した、というのがQ10に対するCLASSICの最大のアドバンテージだと言えます。

サイズの問題さえ気にならなければ、Q10ユーザーは皆買い換えても問題ないのでは、と思えます。

   

タイトルとURLをコピーしました