Engadgetに掲載された山根博士のBlackBerryさよなら記事について思う事

山根博士によるBlackBerryの追悼記事がEngadgetJapanに掲載されています。
博士のBlackBerry端末に関する思いなどが順を追って記載されており、なかなか興味深い記事になっています。

山根さんといえばBlackBerryユーザーミーティングで講師として登壇していただいた事もあり、海外でのBlackBerryの現状などを話していただいた事がありました。
その節は非常にお世話になりました。

ブラックベリーがなくなる日。「さよならQWERTYキーボード」、わが青春のBlackBerryよ永遠に:山根博士の海外スマホよもやま話

ただ、博士の記述で個人的に少し気になったのはこちらの部分

なお海外の報道によるとブラックベリーはQWERTYキーボード端末も外部にライセンスを行うという話もある。だが製品化の望みは薄いと筆者は考える。なぜなら全世界的にQWERTYキーボードを搭載する端末の種類が激減しているからだ。例えば一時はブラックベリー端末を誰もが使っていたインドネシアでは、地場メーカーのQWERTYキーボード端末が多数販売されていた。だがこの1-2年でそれらもほとんど消滅してしまっている。

これに関しては「少なくとも6か月以内にあと1機種はQWERTY端末は販売される」という事はBBCのインタビューから恐らく確定なんですよね。

Blackberry not giving up on smartphones

この端末が多分Mercuryなんだと思います

BlackBerry Mercuryと私たち
昨日Mercuryを待つの一択だ、とか言っちゃいましたがw 実際に待つだけのかちがあるのかここでMercuryのについて色々とおさらい。 スペックについて まずは基本的なスペックについておさらいです。 Mercuryのスペックは以下の通り ...

そしてBlackBerryの幹部の人はいまだQWERTYキーボード端末の需要はある、と考えているようです。
そのためあと数機種は発売されるんじゃないだろうかと思っています。

ただしその見通しが正しいのかどうか、端末が売れるのかどうかは別問題ですし、私も今のままでは売れるのかどうかは少し疑問だと思っています。
またサードパーティーにライセンスを行って出した端末のクオリティが博士の要求するクオリティを満たしているかどうか怪しい、という事であればそれもその通りだと思いますけど。

日本だとMVNO各社がLineやFBやTwitterなどの各SNSとの通信を定額の範囲に含めたSIMを発売しているので、そのあたりとうまく絡めて発売したら一定の需要は見込めるかもしれません。

今PRIVが1shopあたりで取り扱っている通りに5万前後の価格でLineのSIMあたりと絡めて発売していたら、今よりは売れるような気がしますけどねぇ。

まぁ、仮にBlackBerryからQWERTY端末が発売されたとして、それがどれぐらいの価格で発売できるのかというので今後の見通しが変わってきそうな気がします。

日本でのPRIV安売りはFOXにやる気が全く見られないのでそういうのも望み薄かなぁと思っています。
PRIVの価格も本家はかなり値下げしているのに未だ10万オーバーのままですしね。

まぁ仕入れた際の原価が高いんだろうと思われるので、今の在庫がはけるまでは値下げとかは難しいんだろうと思いますけどね。

なのでMercuryとかが最初から安価にリリースしてくれて、FOXでも5万ぐらいで買えればとか妄想たくましく考えたりもしますw

コメント

タイトルとURLをコピーしました