BlackBerry KEYoneと日本語入力 まとめ

これまでBlackBerry KEYone用に日本語入力を4種類試してきました。

一応それに対する総括的なことをしようかと思います。

BlackBerry Keyboard

BlackBerryに標準で付属する日本語入力システムです。
こちらは正直論外だと思います。
Ctrlキーの設定、キーボードを撫でてカーソルを動かすキーボードスワイプ操作の切り替えなどBlackBerryの操作性を100%生かすことができるのが大きな魅力ではありますが、文字入力の作法が特殊すぎて、下手になれると逆に他の端末の操作に支障をきたす可能性もあります。

かろうじて日本語入力には使えるものの、さっさと他のソフトに乗り換えることをおすすめします。

また、下手にバージョンアップすると他の日本語入力システムの句読点の入力に支障をきたすので、バージョンアップしてしまった場合は削除して、自動更新もオフにしておくことをおすすめします。

Atok

こちらはpassportではなく買いきりの方のAtokです。
変換効率が高いので個人的にはできればこちらを利用したいのですが、ソフトウェアキーボードが利用できないという不具合があるため、こちらも使い物にならないという結論になります。
今後のバージョンアップでこのあたりの不具合が治ってくれるといいのですが。
ソフトウェアキーボードが使えないと何が困るのかというと、変換候補の文節の変更ができないんですよね。
他にもカーソル移動ができないとか、色々不具合はあるのですが、それらは画面タップでなんとか代替できます。(非常に不便ですが)
変換時におかしなところで文字列が区切られておかしな変換になったときに戻す方法がないのが非常に痛いです。

Wnn Keyboard Lab

こちらが現在、私のメインの変換ソフトになります。
辞書があまり賢くないという欠点はあるものの、純正以外でキーボードスワイプに対応している数少ないアプリです。
以前はキーボードスワイプが過敏に反応して操作性がめちゃくちゃだった時期もありましたが随分改善されました。

こちらもソフトウェアキーボードが表示されないという不具合が残っていますが、表示されなくても問題がないぐらい操作性が高いです。

Google日本語入力

こちらは数少ない「ソフトウェアキーボードが表示される」日本語入力システムです。
変換も賢いのですが、若干文字変換の決定周りの挙動が私の趣味とは違うので使うのを断念しました。

総括

現在はWnn Keyboard LabかGoogle日本語入力のどちらかの選択肢しかない状態と言えそうです。
今後Atokがバージョンアップして不具合が改善されれば選択肢に入ってくると思いますが、現状はキーボードが表示されないのは致命的です。

BlackBerry Keyboardがある日突然素晴らしい操作性を実現してくれる可能性も0ではありませんが、多分宝くじで3億円当たる可能性の方が高いと思います。

コメント

  1. 増井俊之 より:

    Gyaimという日本語入力システム作りました。KEYOneで快適に動きます。
    http://pitecan.com/Gyaim-0.0.3.apk
    ソースコードはこちらです。
    https://github.com/masui/GyaimAndroid

  2. 増井俊之 より:

    ぎゃー、すみません、こちらが正しいURLでした
    http://www.pitecan.com/gyaim-0.0.3.apk

タイトルとURLをコピーしました