Alexaと言いたくて その3 Amazon Echoは何が出来るのか

Amazon Echo

初期設定まで終わったところで、それではAmazon Echoとはいったい何なのか、ということを私が理解している範囲で説明していきたいと思います。

Amazon Echoとは

まず、ずばりEchoとは、いわゆる音声で操作が出来るスマートスピーカーです。
Alexaという自分の名前を呼ばれるまでずっと待機していて、呼ばれた後の発言を聞きとり、それを解釈してサービスや返答を返します。

ここの解釈と受け答えの部分がなかなか絶妙で、日々進化しているようにも思えるためAIスピーカーなどと言われたりしています。

が、実際はAIなんていうほど大したものではないです。

たとえばニュースを聞きたいときに「Alexaニュースをかけて」だったり「Alexaニュース」だったり「Alexaニュースをかけてください」だったりいろいろな言い方がありますが、多くの場合その意図を汲んでニュースをかけてくれますが、複数登録してるニュースソースの順番を変えたりは出来ないみたいで、いまだ言われたことを言われたままやってるだけだなと気付く場面が結構あります。

人類に反乱を企てるにはもう少しかかりそうな気がします。

Amazon Echoで何が出来るのか

Amazon Echoで出来る事はその大半が音声を介したやりとりです。
「今何時?」「○○時です」
「今日の天気は?」「○○町の今日の天気は△△です」
「今日のニュースは?」「フラッシュニュース NHKの音声ニュース 今日野党は…」
「今日の予定は?」「ありません」
「明日の予定は?」「ありません」
「この後の予定は?」「ありません」
というような、音声を介したやりとりがAmazon Echoで出来る事のメインになります。

他にもすき家で牛丼を注文したり部屋の電気やTVなんかを消したり出来る、と宣伝していますが、それはあくまで機能追加したり、相手側が対応していればのはなしです。

たとえばすき家で牛丼を注文する機能は対応したアプリ(Amazon Echoでは「スキル」と言います)をEchoに追加する必要がありますし、何よりすき家側がこれに対応しているから出来るわけです。(きっとバイトがワンオペで対応してるんです)
なので同じ牛丼チェーンでも吉野家の牛丼は注文できません。

またTVや照明を付けたり消したりする機能も、TVや照明側がAmazon Alexa対応である必要があります。
まだ対応している家電は少ないですからたとえばTVやエアコンであればAlexa対応の統合リモコンを買ってきて、それ経由で(結局音声でリモコンに命令して操作して)消す、または付けるという操作が必要になります。
照明の場合、リモコン対応の照明であれば同じく統合リモコンに登録、そうでない場合は電球をAlexa対応の物に変えるという方法があります。

こんな風に、スマートホームの環境が整っていない現在は、一つ一つ対応の物にこちらが変えていって、登録して、という作業が必要になります。

Amazon Echoで何が出来ないのか

何か実際の動作が必要な事はほとんど出来ないと考えておいた方が良さそうです。
たとえば将来スマート家電としてAlexa対応洗濯機が発売されたとして、「Alexa洗濯して」といって洗濯機を動かしたり、自動で洗剤や柔軟剤を入れたり、なんてことは出来ても洗濯物を洗濯機に入れることは出来ないでしょうし、ましてや干したり取り込んだり畳んだりは不可能だと思います。
「DVDを再生して」といって再生をスタートすることは出来ても新しく買ってきたDVDをセットしたり入れ替えたりすることは出来ないでしょう。

あと意外なところではKindle Fire TVなんかと連携して動画を再生する、というのも日本ではまだ出来ないみたいです。

Amazon Echo導入に必要なもの

Amazon Echo面白そうだからいっちょ買うか、と思った場合、何が必要になるのでしょう。

Amazon Echoに「Alexa 生きてる?」と聞くと以下のように返ってきます。

「はい、電源とWifiがある限り私は生きています」

というわけで、まず電源とWiFiは必要です。
Alexaには有線のLANの口が存在しないので、WiFiが無いと利用できません。

そしてAmazonのPrime会員でないと購入できません。

事前に用意しておくのはこれぐらいで十分かなと思います。

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