GoogleとAmazonがお互いのサービスを利用させるさせないであるとか、商品を売る売らないなどでもめにもめ。
最終的にGoogleはAmazonの製品であるFireTVなどに提供していたYoutube用のアプリの提供を停止し、Amazonはその回避策としてSilkブラウザやFirefoxなどで疑似的にyoutube用のアプリと同じような機能を実現させていました。
で、The Vergeによると、現地時間1/22の午後5時に、SilkブラウザやFirefoxでTVに最適化された画面が利用できなくなったようです。(6時には回復した)
これがGoogleによる警告なのか、ただの不具合なのかは不明ですが(例えば同時刻にGoogleHomeでは利用できていたのかなどの確認も必要だと思います)、The Vergeでは前者であると受け取っているようです。
私もそう思います、つまりブラウザによるエミュレーションでGoogleの監視をかいくぐって終わった気になってたAmazonに対しGoogleが「ユーザーが困るから1時間だけで解除したけどやろうと思ったらいつでも止めることが出来るんだぞ」という意思表示なんだろうなと。
個人的にはブラウザでのエミュレーション自体重くてフリーズが頻発し、以前より確実に不具合が多くなっていますし、Amazonのこの対応(ブラウザでお茶を濁す)はとても不誠実だと思います。
Googleに対しても、ましてやユーザーに対しても。
ユーザーとしてはこのような不安定な綱渡りの状態ではなく、GoogleとAmazonの間でさっさと和解をして、ユーザーに正当なサービスを提供してもらいたいと思います。
しかし、GoogleもAmazonもネットワークの中立性は呼びかけるくせに、自社のサービスの中立性は棚上げするんですね。
Google briefly broke Amazon’s workaround for YouTube on Fire TV
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