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BlackBerry KEYoneとTansferJetを数日使ってみて感じたこと

   

昔から無線転送が大好きでEyeFi、FlashAir、やっぱりEyeFiと使っていたのですが。

最近になってEyeFiが会社ごと無くなってしまい、なんだよとぷりぷり怒りながらFlashAirを購入して使っていました。

でも個人的にはFlashAirみたいに自分から写真を取りに行くタイプではなく、自動で全部手元に来てその中で取捨選択するという運用の方が好みだったりします。
何よりFlashAirはサムネイルでダウンロードする写真を選択するのですがスマホの画面で小さいサムネイルを見ても、良く撮れてるかどうかなんてわかりませんからね。
で、FlashAirをEyeFi的に使う方法としてRICOHのkeenaiというアプリを利用するという方法があるのですが。

こちらがまたなぜか転送が安定しない、送ったり送られなかったりという感じで困るんですよね。
先日、短距離高速ファイル転送Transferjetを購入してからしばらくたちますが、結論としては「良い買い物した」だと思っています。

今回はしばらく使ってみた感想でも書いてみます。

Transferjetとは

そもそもTransferjetとは何なのか、というとSonyが開発を行った無線通信規格で、2008年に規格が一般公開され、2010年から導入製品の販売が開始されました。
対応した機器を数センチの距離に近付けることで実効レート375Mbpsでファイルの転送を行う規格です。
2010年頃から対応したデジカメやノートPCなどがソニーからリリースされました。

が、イマイチ話題にもならず2012年ごろには製品のリリースも終息していきました。

それに対し2013年頃から東芝がスポットを当て始め、microUSB型、USB型、lightning型のTransferjetアダプタやTransferjet対応のSDカードなどがリリースされ、2015年にはARROWSにも搭載されました。

が、相変わらずイマイチ盛り上がりは見られません。

Transferjetの利点

transferjetには以下のような利点があります。

・短距離転送なので他の人に通信を盗聴されたり、いつのまにかアクセスされたりというリスクが少ない。
・端末同士を近づける事で通信が始まるので、自分のタイミングでファイルの受け渡しを開始できる。
・動作が安定しており、通信が早い

まず盗聴については一応書いただけで、それほど神経質になる必要はないと思うのですが。

いつのまにかアクセスというのは、WiFi機能などを利用する転送の場合は他のスマホのAP一覧とかにもカード名が表示されたりして、そこから何気なくアクセスされる、なんて可能性が0ではないのであまり気分がよくないんですよね。(もちろんしっかりパスワードをかけていればある程度は防げるはずですが)

自分のタイミングでファイルの受け渡しができるというのは結構大切で、例えばカメラのバッテリーが少ないから今はやめておこうとか、今時間が出来たから転送しておこうとか、そういうタイミングの選択ができるんですよね。

そして動作が安定していて通信が早いというのも大きな利点で、EyeFiにしてもFlashAir+Keenaiにしても、転送がうまくいかないという事が結構あるんですよね。
特にKeenaiは転送がなかなか始まらずに、何度もカメラが待機状態に入り、四苦八苦しているうちにいつのまにか転送されているとか、まぁ他社のアプリなので仕方ない部分はありますし、これから徐々にその辺のタイミングをつかんでいきたいと思っています。
Transferjetの場合はアプリを起動してアダプタを挿し、お互いを近づけるだけでスイスイ転送が始まり、完了します。
これは大きな利点だと思います。

Transferjetの欠点

しかしながら、Transferjetには以下のような欠点もあります。

・都度アダプタの取り付けが必要で面倒くさい
・転送がSDカードだけで完結しないので初期投資が少しかかる(アダプタ分2000円程度)
・取り扱っている実店舗が少ない(ヨドバシは×、ビックカメラは○)
・複数回、または複数端末で写真を取れない
・転送が途中で終了すると最初からやり直し

まずWiFiやBluetoothを利用するわけではなく独自規格の転送技術の為、転送都度アダプタを取り付ける必要があります。
これが結構面倒です。
家に忘れてくると出先で転送が出来ません。

次に初期投資ですが、Transferjet対応SDカードの価格とFlashAirなどのSDカードとの価格はさほど変わりません。しかしながらSDカードとアダプタで通信を行うという仕様上、SDカードとは別にアダプタを買うための初期投資が必要です。価格にして2000円程度になります。

取扱いの店舗が少ないというのは困りもので、実物が見れないですし、買ってすぐ帰れないんですよね。
また、取り扱ってる店が少ないと「この製品大丈夫か」と不安になるのも事実です。

複数回写真を取れないというのは、一度転送が終わった写真を再送する機能が無いということです。
カメラ側(SDカード)には残っているのですが、それを無線で送るすべがありません。
また、複数端末でSDカードから写真が取れない、というのは以下のテストの結果です。

・一度端末Aにアダプタを接続しファイルを受信、完了後端末Bにアダプタを付けて再度ファイルの受信を試みるも不可。

このことから、少なくとも同一アダプタ同一端末、及び同一アダプタ別端末でもファイルの転送を複数回行う事は出来ない、という事がわかります。

これが別アダプタに変えたら再送できるのか、そもそもSDカードと複数アダプタで転送が行えるのかなどはテストをしていないのでわかりません。

そして、転送途中にカメラがスリープモードに入るなどして電源が落ちてしまい、転送が正常に終了しなかった場合、その回で転送しようとしていたファイルは、正常に送れていた分も含めて全て送りなおしになります。
つまり100枚の写真を転送しようとして99枚目にエラーになって終了すると、次の転送でまた100枚の写真を送ろうとします。

ダブった写真は受信した側で消すしかありません。

ただし、これらの欠点は不具合というよりも仕様といえそうなので、理解さえしておけば大した問題ではないと思います。

総括

細々とした問題はあるものの、動作が単純で高速なため、原因不明の不具合というのが起こりにくく、安定して使えるのがありがたいです。また、転送開始のトリガーがSDカードとアダプタを近付けるというアナログな作業なのもわかりやすくていいです。
FlashAirは家族用のカメラに入れて、Transferjetは自分専用のカメラに入れるという使い方をすれば両方活用できるのかなと考えたりもしています。(うちは親が超アナログなので活用できませんが)

個人的にはすごく気に入ったのですが、世間の流れ的には受けてないみたいなので、東芝の最近の体たらくを横目で見ながら無くならないかがすごく心配だったりします。

 - BlackBerry KEYone, KEYone 周辺機器・アクセサリ, 周辺機器

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