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Bluetoothヘッドセットとコーデック(AAC aptx LDAC)についてとBluetooth5と音質について

      2020/10/26

音楽を聴くのにBluetoothヘッドセットを使っていますが、これまで音質とかを気にしたことがなくて繋がってたら良いや程度の感じだったのですが、この際なので色々と調べてみることにしました。

プロファイルとコーデックについて

Bluetoothヘッドセットで音楽を聴く際、スマホとヘッドセット間はA2DPというプロファイルで接続されます。
その際ヘッドセットとスマホの間のデータは圧縮(エンコード)して転送され、受信後復元(デコード)されます。
この圧縮と復元の方式を音声コーデック(codec)などといい、音楽の音質はこのcodecで決まるといっても過言ではないのですが。
現状は6つほど種類があるようです。

SBC:標準のcodec、低音質という話でしたがそれは昔の話で今は高音質、ただし遅延が酷い
AAC:Apple製品用高音質codec
apt-x:Android用高音質codec
LDAC:ソニーが開発したハイレゾ向け高音質codec
aptx-HD:Android用ハイレゾ向け高音質codec
aptx LL:apt-xより低遅延なcodec

ちなみにBlackBerry KEY2は上の5つに対応しているようです。(apt-x llは不明)
コメント欄で教えてもらいました。(SBCは標準搭載)

しなしながら、このcodecですが、利用するのにヘッドセット側とスマホ側の双方で対応している必要があります。
LDACやaptx-hd対応のヘッドセットをamazonで調べてみましたが、どれも1万円超えのものが多く、もう少し価格がこなれてきたらうれしいなと思いました。

ちなみにLDACに関しては対応しているトランスミッターなどが無く、TVの音声を飛ばして聞くなどの利用が難しい現状となっています。

まぁ、ハイレゾの音源も持ってないですし、聞くのは主に静かでもない屋外なので、私が買ったらいろんな意味で宝の持ち腐れになりそうですが。

あとSBCが遅延が酷く、apt-xが低遅延というのもスマホ側のスペックにもよるらしく(デコードはスマホ側で行うため)、参考にはなるけど一概には言えないという事みたいですね。

ちなみに私の愛用していたJPRiDEのJPA1 MK2ですが、apt-xに対応しており、このように接続できています。

音質も自分的には十分かなと思うので、まだまだこれで戦っていこうかなと思います。

なお、現状はjabraのElite Active 75tを利用中です。

SBCで接続していますが音質には問題はありません。
遅延に関しては、用途が通話と音楽なので問題ありません。

これからはこちらで戦っていくつもりです。

Bluetooth5.0について

最近ヘッドセットについて調べていると「Bluetooth5.0対応で高音質」とかいううたい文句をよく見かけます。
しかしながらこれって実はあまり正しくないようですね。

少し調べてみました。

Bluetoothは2009年あたりに4.2が策定され、それから2016年あたりまでずっと4.2のままでした。
5.0が策定され、対応機器も少しずつ増え、BlackBerryKEY2もBluetooth5.0に対応しています。
今回のBluetooth4.2→5.0になるにあたり、変更されたのは「通信範囲が4倍、通信速度が2倍」に向上した、という点です。
ちなみにバージョンの変遷は以下の通り。

1.1→1.2→2.0→2.1→3.0→4.0→4.1→4.2→5.0

Bluetoothが音楽のやり取りに使うプロファイルは「A2DP」なのですが、こちらはBluetooth1.1の頃に策定された規格で、最新版が2012年に公開されています。
音質に関係するのは主にcodec部分でそちらとBluetoothのバージョンは別の話。

で、BluetoothのA2DPはいまだに(codec部分の仕様も含め)Bluetooth2.1の頃の規格で運用されています。

つまり通信速度が2倍になっても、A2DPのプロファイルの通信速度などは変更が無いので音質は変わらない、という事のようです。
Bluetooth4.2の機器でA2DP(LDAC)で音楽を聴くのと、Bluetooth5.0の機器でA2DP(LDAC)で音楽を聴くのと、仕様上は変わらないという事です。

ここで私の記事をきちんと読んでくれている人は、疑問に思う点が出てくるかもしれません。
私はSBCの説明でこう書いているからです。

「SBC:標準のcodec、低音質という話でしたがそれは昔の話で今は高音質、ただし遅延が酷い」

仕様は変わってないのに音質は変わってるの?と。
これには理由があって、SBCはビットレート(一秒間に通信するデータ量)を調整するbitpoolという機能があり、最大328kbps(bitpool=53)で通信できるらしいのですが、昔はハードのスペックを考慮してかビットレートを198kbpsぐらいに絞っていたため、SBCは音質が悪いというイメージが付いたんだそうです。

ちなみに328kbpsというのは原音とほぼ区別できないレベルだそうです。
また、bluetooth4.1からはモバイル端末との電波干渉を抑える機能や再接続の機能が追加されています。
これらは接続性自体が向上しそうな機能なのですが、4.1から搭載なので5.0は関係ないです。

もちろん音を鳴らす部分のハードの構造などの違いによって音色に好みなどはあるのかもしれませんが、それはBluetooth5とは何の関係もない話になります。

というわけで、個人的にはBluetooth対応ヘッドセットはjabra のElite Active 75tで戦っていこうと思います。

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