端末と回線をセットで販売する場合端末の割引は2万円までとするという総務省の決定に対し、ソフトバンクが48ヶ月分活のプランで2年目以降端末を返せばそれ以降の端末代金を支払わなくていいというプランを打ち出し、話題になっていました。
このプランの肝は回線契約のないユーザーでも利用可能とすることで上記規制をかいくぐりながら100日間SIMロックをかけることで実質的にsoftbankでしか端末を使えなくしていること。
つまり回線とセットで販売していることと変わらないということなんですよね。
これにauが追随しています。
で、当然のことながらSIMロックすぐに外しなさいという規制が入りました。
SIMロック、即時解除へ auなど「端末半額」導入で: 日本経済新聞
キャリアも自分で自分の首締めるような真似してバカだと思いますね。
このプランに対し一部の携帯ライターからは「ユーザーに優しいプランなのに」「総務省の有識者をコケにしてて痛快」というような感想が出ていますが…
全然ユーザーにとって優しくないし、総務省なんかより利用者をコケにしてる内容で非常に不快だと思います。
つまり、これって端末の価格を半額にしても、回線契約で利益が出るような値段設定だということですよね?
それも「4割下げなさい」と通達があった後のプランでこれですよ。
こんな小賢しいことするんだったらさっさと回線の価格を下げろというのが素直な感想です。
総務省もいい加減キャリアの自主性に任せるのはやめて、現行の最も費用対効果の高いプラン(例えば80Gとかのプランでしょうか)を指名してこれで従量制のプランを作って1000円刻みで売りなさいとか、踏み込んだ指導するべきなんじゃないでしょうか。
まぁそうしたら今度は裏で謎の通信して通信量が天井まで行ったりしそうですけど。
しかし今回の一連の流れを見ていて思ったのはauってオリジナリティ皆無やなってことですね。
よそのキャリアの真似ばっかりですやん、大丈夫かこの会社。
コメント