便利キーの使いみちについて

「便利キー」というのはいわゆる本体の横に繋がっているアプリケーションなどの割り当て可能なキーの事ですね。
BlackBerryの便利キー、付いていると聞いた当初は心躍ったものです。

Treoを愛用していた頃は同じような機能のキーにランチャーアプリを割り当てて、ランチャー起動→キーボードでアプリ指定→アプリ起動という便利な使い方をしていました。

BlackBerryもキーボードが付いているという事もあり、便利キーにランチャーアプリを割り当てて呼び出し、キーボードで選択して実行とかいう使い方を考えてワクワクしたものです。
しかしながら、いざ探してみるとAndroidってランチャーアプリ自体がほとんど存在しないんですよね。

よくよく考えてみたらアプリケーションの割り当て可能なハードウェアキーを持つ端末というのがあまりないため、それに割り当てて使うようなアプリケーションも需要が無いんだろうという結論に至りました。

さらに言うと、BlackBerryはホーム画面でのキーボード操作でアプリケーションを起動する事が可能で、ぶっちゃけアプリケーションランチャーなんか必要ないんですよね。

ちなみに私は便利キーでAndClipのコピーした文字列の履歴を呼び出すようにしています。
友人はメニューバーを表示させるアプリを割り当てていましたね。

ただそれが劇的に便利かと言うと、結局表示したメニュー上の項目の選択には画面タップが必要なのでさほどでもなく。

気休めや自己満足のたぐいと言えます。

ただ、便利キーは色々と進化しているようで、例えば特定のBluetooth機器と接続している際に割り当てを変えるというようなことも可能になっているようです。
例えば特定のカーオーディオと繋がっている間は便利キーにGoogleMapやGoogleアシスタントを割り当てるというような設定をしておけば、車の運転時、信号待ちのタイミングなどで素早くGoogleMapを呼び出したり音声検索したりというような使い方は出来そうです。

ただ、この便利キー、一つのボタンに複数のアプリを割り当てることも出来るのですが…

その割り当てたアプリの選択方法がキーの長押しや二度押しではなく、ポップアップメニューから画面タッチで選ぶという方法なのが結構気に入らなかったりします。

個人的にはメニューから選ぶよりはキー操作で完結させてほしかったです。

いずれにせよ、今は私もさほど活用していません、というのが答えになりますね。