先日BlackBerryの着信LEDカスタマイズアプリ「BuzzMe」などを開発している「BigTinCan」というデベロッパーから「BigTinCan Mapper」のβ版をテストしないか？とフォームメール宛にメールが入りました。
どういう経緯で回ってきたメールなのかは不明ですが、折角なのでメールに記載されていたOTA経由でインストールし二三日テスト的に使ってみました。
結果から言うと地図がもう少し詳しく表示されるようになれば（日本国内の場合）、とてもわかりやすい使い勝手の良いアプリケーションでした。
そんな訳で先方へフィードバックをすると共にこちらでも簡単に紹介しておこうと思います。
この「BigTinCan Mapper」はBoldのGPSを使い現在地の確認・報告、移動ルートの記録・保存・地図を使った表示に加え、OpenStreetMapへログインしPOIを送る機能も実装しています。
BTC Mapper is a cool app that let you take part in the global OSM community and “map your world” by adding Points of Interest (POIs) easily and quickly from a smartphone whenever and wherever you are.
From your phone you can add details about the your local area and your local community – get things set out right, add local details including marking shops, restaurants, movie theatres, post boxes and much more then upload it using BigTinCan’s new open mapping protocol directly to the OSM servers. You’ll need an account with OSM to be able to send POIs. You can get a free account at www.openstreetmap.org
Mapper lets you view your world using a range of maps views (using different layers including tourist information, bike paths and even a midnight view amongst others)
Mapper lets you overlay GPS information from your phone directly on the map, and lets you jump right to MyLocation anytime.
まず起動後、自分の位置を確認したところ真っ白な画面の中央に青のポイントが出ただけだったので上手く動いてないと疑ってしまいました。
そのままズームアウトをしてみたら主要道路が見えたので、地図に細かな情報がない事に気がつきました。
（地図表示のズームインとズームアウトはキーボードから行います（in＝iキー、out＝oキー））
逆に地図表示を重要視しなければ、他の機能は十分使えます。
こちらがメニュー。
現在地をクリップボードに送る事も可能です。
ルートを記録する場合は「Start TrackMyRoute」で、既に記録済みのルート一覧は「TrackMyRoute History」から入ります。
メニュー/オプションの画面がこちら。
最上段がOpenStreetMapのアカウント設定、「Layer in use」で何種類かの背景となる地図が選べはしますが、あまり代わり映えはしません。
現在地のマークとルートのカラーが選べます。
記録したルートを選ぶとこのようなメニューが出ます。
KMLとGPXへのファイル変換を選ぶとローカルに保存するかメールに添付するか聞いて来ます
メール添付を選択した場合は新規メール作成画面へジャンプ
詳細確認画面
地図で見るを選択した場合。
移動したルートは濃い青で表示されています。
Googlemapsが背景地図に使えたら・・・と思いますが、そう簡単ではないんでしょうね。
同じようなGPSアプリケーションに「GPSLogger」が有りますが、それほど高度でなくて良い・地図は参考程度で良いという事であれば、十分使えると思います。
興味がある方は一度試されては如何でしょうか。
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