Class2とClass4のmicroSDの速度にどれぐらいの差があるのか、速度を計測してみた。
まずは内蔵メモリに2M程度のファイルを4つ作成し、そのファイルをFileScoutを使ってmicroSDにまとめてコピーして、その時間を計測してみた。
つまり、ファイルの書き込み速度の計測だ。試してみたのは以下の3つ。
SanDisk製バルク品 4G Class2準拠 と SILICON POWER microSDHCカード 4GB CLASS4 と 東芝製 8GB microSDカード 10MB/S高速クラス4仕様の３つ。
SanDisk 4G Class2
7秒77
7秒89
7秒85
SILICON POWER 4GB CLASS4
8秒87
8秒77
9秒01
東芝製 8GB クラス4仕様
10秒58
11秒06
11秒44
驚いたことに、SILICON POWER 4G CLASS4よりもSanDisk 4G Class2の方が若干書き込みが早い。
東芝の8Gの書き込みが遅いのは大容量のためだと思われる。
次に、microSDから内蔵メモリに同様に2Mのファイル4つを書き込んでみた。
つまり、ファイルの読み出し速度の計測を行うつもりだったのだが…
SanDisk 4G Class2
1分10秒62
1分28秒69
1分11秒57
SILICON POWER 4GB CLASS4
1分25秒75
1分22秒78
1分25秒58
東芝製 8GB microSDカード クラス4仕様
1分13秒64
1分15秒20
1分18秒41
結果からわかるようにこちらは内蔵メモリへの書き込みがボトルネックとなっているため実用的とはいえない結果となっている。
次にPCにて110MのファイルをmicroSDに書き込んでみた。
SanDisk 4G Class2
17秒27
17秒44
16秒61
SILICON POWER 4GB CLASS4
10秒76
11秒57
10秒63
東芝製 8GB microSDカード クラス4仕様
27秒80
27秒64
27秒63
PCから書き込みを行ってみたところ、microSDカードはCLASS通りの動作をしているように思える。
（東芝の書き込みが遅いのはやはり大容量の為）
可能性としてはBold9700とSILICON POWERとの相性や、例えばSILICON POWERへのファイルコピーの際はコピーの立ち上がりが遅い可能性などが考えられるが、あくまで仮定の域を出ない。
とりあえずPCからmicroSDにデータを書き込むことが多い場合、早いCLASSのmicroSDを使う価値がありそうだ。
コメント