2012年3月に発売されるBlckBerry Bold 9900からは、GメールアドレスごとにGoogleカレンダーとの同期ができるようになるみたいです。
このカレンダーにfoursquareのチェックイン情報を流しこんでライフログとして活用する方法を紹介しておきます。
foursquareには外部にデータを渡すための機能が付いています。
しかし、その情報をGoogleカレンダーに渡してもうまく最新の情報に更新してくれなかったりします。
そこで利用するのがこのiftttというサービスです。
これは2つのサービスの間で、何かをトリガーに設定して、一方のサービスでそのトリガーが発生したら、もう一方のサービスにそのデータを渡す、という事が可能なサービスです。
たとえば「Gmailに特定のラベルをつけたらそのメールの内容をEVERNOTEに保存する」というようなことが可能になります。
今回はこのサービスを使って「foursquareにチェックインしたら、その情報をGoogleカレンダーに入力する」を実現させます。
まずはfoursquareに情報を流しこむためにGmailで専用のメールアドレスとカレンダーを取得しましょう。
普段使っているカレンダーに入れてしまうと大事な予定が埋もれてしまいかねないので、専用のカレンダーを作るのがお勧めです。
作成したら、BlackBerryにメールアドレスを登録して、カレンダーを使える状態にしておきます。
iftttへの登録
iftttにユーザー登録します。
方法は簡単でTopのページで「Join」を選択。
必要な情報を入力すれば使えるようになります。
最初にChannelを有効にします。
これはデータの授受をするための許可を与えるような作業で、これを済ませておかないとiftttは何もできません。
Topから「Channel」を選択して有効にしたいサービス(今回はfoursquareとGoogleカレンダー)の認証を行います。
認証はとても簡単で、有効にしたいサービスをクリックします。
その後アプリケーションのページが開くので「Active」をクリック。
最後にそのサービスのIDとパスワードを入れて認証します。
今回はGoogleカレンダーとfoursquareで認証を行います。
Taskを登録する
次はいよいよ実際の設定になります。
iftttでは「○○をしたら××をする」という動作のことを「Task」と呼びます。
今回は「foursquareにチェックインしたら、Googleカレンダーにその情報を入力する」というTaskを作成するのですが、実は人の作ったTaskを「レシピ」として参考にすることができます。
とりあえずTopで「Recipes」を選択。
foursquareで検索してみましょう。
すると多くのレシピが表示されるのでArchive my Foursquare Check-ins to Google Calendarというレシピを選択します。
青い横向き矢印を選択します。
「Create task」をクリックしたら完了です。
BlackBerryで見てみよう
これでfoursquareにチェックインしたら、Googleカレンダーに情報が入力されます。
カレンダーに切り替えはrococalがお勧めです。
登録したカレンダーをキーボードで切り替えてくれるので非常に便利です。
過去のチェックイン情報をカレンダーに流し込む
これで設定は完了ですが、このままでは設定以前のチェックイン情報が入りません。
過去のチェックイン情報をGoogleカレンダーに流し込む方法を紹介します。
まずfoursquareで過去のチェックイン情報を入手します。
foursquareにログインして「履歴」を表示します。
履歴の一番下にRSSのアイコンがあるのでクリックします。
「in ICS」と書かれているURLをクリックしてチェックインの過去ログをダウンロードします。
Googleカレンダーを開き「カレンダー設定」を選択します。
カレンダー設定で「カレンダー」を選択。
「カレンダーのインポート」で先ほどダウンロードしたファイルをインポートします。
これで過去ログもすべて表示されます。
チェックインしてからカレンダーに登録まではリアルタイムの動作ではなく、また登録漏れが発生するなど若干不安定気味なところもありますが、これでfoursquareを使ってのライフログが取れます。