BlackBerry Bold 9900の今回のアップデートについて、twitterなどで色々と問題が散見されたので、気がついたことについて少しまとめておきます。
まずは今回のアップデートについて。
OTAとPC経由でのアップデートの2種類が提供されている
今回のアップデートは2種類の方法で提供されています。
OTAのアップデートは「オプション」の「デバイス」の中の「ソフトウェアアップデート」から確認できます。
なお、こちらのOTAでのアップデートに関してはdocomoの端末でのみ確認できるようです。
そもそも「ソフトウェアアップデート」自体が「キャリアから提供されるROMの最新版を確認する」ものなので当たり前と言えば当たり前ですね。
で、今回のアップデートですが、見ているとどうもOTAからのアップデートを行った人の方がトラブルが多いように思うのですがいかがでしょうか。
個人的にOTAでの提供自体が最近始まったようなことなので、うまくいくはず無いと思っていて、OTAでの導入を試みる人が数多くいるのを見ては「皆チャレンジャーだなぁ」と思っていたのですが。
案の定変なフォルダが出来ているとか、アイコンの並びが初期化されたとかいうトラブルが散見されます。
ちなみに「アプリケーションが初期化された」という発言も見かけますがそれに関してはOSの仕様なので、古くから使っている人間には「今更何いってんだ」と思っているかも知れませんが、docomoはもっと周知すべきだったのかも知れません。
個人的にはトラブるのが嫌なら今まで通りPCからアップデートした方が良いような気がしています。
では、PCからアップデートした場合トラブルは皆無なのかというとそうでもありません。
今回私の端末で起った問題点
今回私がdocomo用のROMを適用したのはテスト用の予備端末に対してで、こちらは諸般の事情により実は直前に初期化しています。
その状態でデスクトップからアップデートしたのですが、いくつかトラブルが発生しています。
その中で最も目立ったトラブルはこちら。
ホーム画面からwifiのアイコンが消えてしまいました。
この状態でブラウザなどを起動するとちゃんと表示されるので、実用には問題なく、さらには再起動したら直ったのでたいした問題ではありませんでした が、こんな感じの細々した不具合がいくつか残っていそうな気がします。
ちなみに、アプリケーションが初期化されてレジストからやり直しになるというのはOSの仕様なのでここでは不具合にカウントしません。
さらにはタイミングも悪かった
そして実はこれがかなり大きな問題だと思うのですが。
なんで新しいROMを出した次の日の真っ昼間ににインフラのメンテナンスなんかするの?バカなの??
という事です。
ROMをあげたらアプリケーションが初期化されるなんて事、メーカーなら知ってて当然ですよね?
そうなるとアプリケーションにレジキーを入れるためにAppWorldを覗く必要があることぐらい自明の理ですよね?
なんでそこまでわかってるのに、新しいROMをリリースして、それもOTA提供なんてトラブル呼び込みそうな試みしておいて、その翌日の昼間にAppWorldのメンテナンスなんかするの?
客商売わかってる?
そのほかのトラブルに関しては仕方ないと諦めている私ですが、実はこのことにはかなり怒っていたりします。
もう少しちゃんとして欲しいなぁ・・・