RIMがBlackBerry開発者会議を開催 – v5.0の今後の方向性について解説

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ここでは、出荷の始まったv5.0の今後の方向性が示された。それによれば、Webブラウザは、将来的にWebKitをつかったものが登場し、iPhoneやAndroidと同等のものとなるという。また、3Dアクセラレータを搭載しているStormに対しては、OpenGL ES(3次元表示ライブラリOpenGLの組み込み版。ESはEmbedded Systemの略)が提供される予定だという。

BlackBerryのJava開発は、Eclipse(IBMが開発しオープンソースとして提供している統合開発環境)をベースにしており、Eclipse 1.1用のプラグインの提供が開始された。また、アプリケーションの画面デザインのためのGUI Builderや、テーマ(BlackBerryは、ホーム画面の背景やアイコンなどをテーマとして設定できる)作成のためのTheme Builderの提供が予定されている。

開発者向けのツールとして、Eclipse 1.1用のプラグインの配布が開始され、アプリケーション画面を簡単に作成できるようになるGUI Builderの提供が発表された。

BlackBerry Widgetsの開発では、マイクロソフトのVisual StudioやAdobe Dreamwaver用のプラグインなどが提供される。Widgetsは、表示をHTMLとCSSで行い、これをJavaScriptで動作させる。このため、通常のWebサイトの開発環境が利用できる。プラグインなどは、こうした開発環境をBlackBerry Widgetsに適合させるものだ。

RIMがBlackBerry開発者会議を開催 – v5.0の今後の方向性について解説

今後OS5.0ではWebの強化とサービスの強化、開発環境の強化を行うようですね。

開発環境の強化という面では少しは日本でのアプリケーションの登場が期待できるんでしょうか。日本へ向けてどれぐらいこのあたりが整備されるのかが楽しみです。

Webの強化に関しては元々BlackBerryはWebが貧弱なので(リンク先ではそこそこ強力と書かれていますが、速度やページの展開の遅さなどを見るとそんなことはないと思います)ありがたいのですが、ページの展開を高速化するとか、大きなページを読み込めるようにするとかの工夫も必要な気がします。

また日本で利用する場合はやはりdocomoがAPNの通信を開放してくれないと、RIMのサーバ経由の通信ばかりでは速度も出ませんし使えるアプリも限られるので、機能アップしてもその能力を開花できないように思います。

また、AppWorldもそろそろ使えるようにdocomoからRIMに働きかけてもらいたいですね。

そしてAppWorldのようなものを整備しだしているという事は、RIMも世界でコンシューマー向けに売ろうとしているのだろうと思えるので、日本での売り方もそろそろ考え直してもらいたいです。ビジネス用途だけでなくコンシューマー向けにも力を入れて欲しいですね。

いずれにせよ、docomoの働きかけが色々と大事だという事で、docomoに対してはユーザーから働きかけるしかないという事です。

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