これまで漏れ聞いていたリーク情報なんかに基づいて判断していたところ、BB10は全く期待できないなと。
WPは期待できないし、tizenもあり得ないし、こりゃ次はsamsungあたりのQWERTYキー付きのandroidだなと思っていたのですが。
今回の新機種発表会見て大きく考えが変わりましたw
これはすごいです。
と、その前に一点。
Research In Motionは社名をBlackBerryに変更するとの事。
これは実は結構なチャンスで。
ビジネス用途ばかりやってたせいか、これまでRIMはコンシューマーの方を見るのがとても下手くそな会社でした。
業績が傾いて慌ててコンシューマーの方を見だしてもやることがチグハグでいまいち効果が上がらず、ビジネス市場にに拘ったマイクラザリディス氏が失脚したというのも皆の記憶に新しいですよね。
FanSiteなどでプレゼント企画なんかをやっても、BBのロゴ付きグッズは大人気だけどRIMの社名入りの封筒などはそうでもない、という感じで。
「BBは好きだけどRIMはなんとも思わないor嫌い」というユーザーが非常に多かったように思いますし、私自身もその一人です。
Appleなんかとは対照的ですよね。
ここで社名をBlackBerryに変えて、「BlackBerryが好き」と意識を社名なのか端末なのかしばらくわからない状態にしておいて、その間にコンシューマー向けにうまく営業などが出来れば、過去の悪いイメージを絶ちきれるチャンスかもしれませんね。
もちろん、今までみたいな「自称コンシューマーのための活動」なんかでは全然ダメですが、大きなチャンスではあります。
端末についてですが。
まず、実際のデモなどはなかったのですが、ブラウジング速度が大幅に改善していると言っています。
ここはBBの大きなウィークポイントだったので素直に嬉しいです。
そしてZ10でのデモを見た限りでは、タスクの切り替えが恐ろしくスムーズでサックサクでした。
この動作を見ただけで、ものすごく期待してしまいますね。
問題はバッテリーがどれぐらい持つのかですがw
あとはOS7のようにメールを取ってる間他の操作が重くならないかとか、しばらく使ってると動作が遅くならないかとか、実際は心配するべきポイントは一杯あるのですがw
でもそんな事は一時的に頭から無くなってしまうぐらいすごく良い印象を受けました。
ソフトキーボードもすごく良かったりw
キーを押すとキーごとに推測変換的な単語が表示され、見る見るうちに文章を完成させていきました。
指の動きが少なくて楽そうですね。
でもこの機能を日本語で実現させるのって難しそうだなぁとw
しかし、Z10のプレゼンを見て、もし仮にスマートフォン市場がタッチパネル端末だけになったとしたら、私はBBのタッチパネルを使いたい。
そう思わせてくれるぐらい素晴らしい出来だと思いました。
でもそんな心配を杞憂に終わらせてくれた。
こちらがキーボード付き端末のQ10。
めっちゃ小さそうに見えますが、実はCEOが無駄にでかいだけだったりします。
しかしこのCEOのスーツ着なれてない感半端ないですね。
キーボードは良いのですが、操作はキーとタッチパネルが基本のようで。
タッチパッドやメニューボタンの類いは付いていないようです。
片手で操作というのがイマイチやりにくくなったように思うのですが。
それでもキーボード付きというのはありがたいです。
しかし、やっぱりハードウェアの出来は世界一格好良いです。
ハードと基本OS部分は素晴らしいのに、売り方がなってないのでここまで落ち込んでるわけですよ。
社名変更を機に、コンシューマー向けの展開をきちんと考えてみてもらいたいです。
とりあえずハードウェア面で感じた感想はこんな感じです。
それ以降のソフトウェア的な部分や漏れ聞いた話なんかは後編でw
コメント