2015年のBlackBerryの総括

2015年のBlackBerryに関してはOS10で始まってAndroidで終わったというか2016年に向けて始まったような印象です。
2月にCLASSICを購入してしばらく使っていましたが、やっぱりBlackBerryの足はOS10が引っ張っているような気がしていました。
アプリの数も少ないですし、たとえば日本などで使うにしても、銀行やWebサービスなど日本の生活に密着したようなアプリはサポートされていない。
いくらAndroidのアプリが使えると言っても、動くアプリ動かないアプリがあり、挙動も怪しい場合がありますし、なにより正式にサポートあれているわけではなく事前に色々とアプリを入れたりする必要があって面倒というのもありますし、その行為がこそ泥みたいで抵抗があったんですよね。
そして挙動が重すぎる。

OS10使っている間はBlackBerryに未来はないんじゃないかなという印象でした。

その上でCLASSICを使ってみて思ったのですが、キーボードの出来はすばらしいし、タッチパッドは非常に良いのですが、サイズ的に少し大きすぎだなという事。
さっと取り出して使うという用途ではCLASSICは少し大きすぎる、やっぱりあのスタイルだったらBoldぐらいの大きさが良いです。

そしてやっぱり画面がスクエアというのは世の中のニーズからどんどん取り残されているなということですね。
せっかくAndroidアプリが使えても、スクエア画面だと使いづらかったり、WebもモバイルといえどAndroidやiPhone向けで情報が多く、スクエア画面では見辛かったり、twitterなども一覧性が悪く、あまりその良さが生かされない。
ストレートQWERTY端末は世の中のスマートフォンという市場では居場所がなくなっているのかもしれないです。

特に日本での活用に関しては、日本で正式に代理店が出来ましたが、日本語入力の出来が悪すぎるというのがネックですね。
日本語入力だけでももう少し諸々改善されないと、これ以上CLASSICを使うのはきっついなという印象です。

今年の後半にAndroidOSを搭載したPrivがリリースされ、やはりQWERTYキーボードが大好きなので何とか入手して使ってみたのですが、CLASSICよりも使いやすいと感じました。
Androidアプリがそのまま動くというのも良いですし、何よりスクエアではない縦長の画面というのが非常に良いです。
Webも見やすいし、twitterの一覧性もよく、文字入力時にそんまま縦スライドさせればシームレスに入力に移れる。
日本語入力はまだまだ問題がありますが、ソフトウェアキーボードを出せばそれもほとんど解決します。

今後こちらの方向で製品を作って、セキュアなAndroidという路線でいけば数あるAndroidの中では個性を発揮できるのではないかと思います。
まぁセキュアという面でどれほどのニーズがあるのかは不明ですがw
辛口ではありますが、愛を持った視点で新年もBlackBerryを紹介していければと思います。

今年はプライベートでも色々とあり、ご心配をいただいたりもしています。
多くを語る事はしませんが、結構元気で、相変わらず楽しく過ごしています。

Privという端末に出会って、モチベーションが回復しつつあるので、新年もよろしくお願いします。

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