前回KEYoenのカメラで自動設定モードを紹介しました。
自動設定モードは細かい設定はできませんが便利で手軽に使えるモードでした。
今回は手動設定モードについて紹介します。
こちらは色々と手動で設定を変更出来ます。
カメラの設定から制御モードを選択して、自動から手動に切り替える事で手動設定モードに変更できます。
これで画面の左側に設定アイコンが表示されます。
一番上はフォーカス距離、オートフォーカスとマニュアルフォーカスを切り替えれます。
マニュアルフォーカスの場合、マクロと無限遠を除けば10cmから2mまでフォーカスの距離を設定できるようです。
次がシャッタースピード。
カメラというのはシャッターを開けている間に
受像部分が捉えた画像を写真として写すわけですが、例えば動いている被写体に対してシャッタースピードを早くすればするほど動きの一瞬を切り出すことが出来るので静止画のような写真になり、逆にシャッタースピードを遅くすればするほど被写体の動きを反映した写真になります。
シャッタースピードは1/8000から1/2まで設定可能です。
ただしシャッタースピードを早くすれば早くするほど受像部分が取り込める光の量が少なくなるので、暗い写真になりがちで、その場合他の手段で光量を補ってやる必要があります。
例えば室内灯程度の明るさであれば、1/8000のシャッタースピードでは真っ暗になる場合もあります。
次がISO感度で、これはいわゆる光への感度の度合い(光感度)を設定します。
ISOは100から10500まで設定可能で、数値が高いほど感度が高くなります。
光感度を上げてやると少ない光でも明るい写真を撮ることが出来るので、シャッタースピードを上げた場合の光量不足などをISO感度で補うというのが通常の使い方です。
しかしながらISO感度を上げるとその分センサーが過敏になるためノイジーな写真になります。
次がホワイトバランスです。
ホワイトバランスは色温度の設定(ケルビン)と光源指定による設定の両方が行えます。
色温度は2000K~8000Kの間で指定可能です。
光源指定に切り替える場合はK表示横のアイコンをタッチして切り替えます。
白熱灯や蛍光灯など色々切り替え可能です。
最後が明るさの調整です。
こちらは写真を明るくするか暗くするかの指定を行います。
普段より少し明るくしたいと思ったらプラスに、暗くしたいと思った場合はマイナスに設定します。
この明るさの指定は、自動でシャッタースピードとISO感度を設定して調整するため、この2つを手動で設定してしまうと、変更不可能になってしまいます。
手動で設定した項目はAUTOをタッチすることで自動に戻すことが出来ます。
個人的にはフォーカス距離、シャッタースピード、ISOあたりはあまり触らず、ホワイトバランスと明るさ調整をちょくちょくさわる、ぐらいで十分な印象です。
動いている被写体を取るのにたまにシャッタースピードをさわるぐらいかなと思っています。
コメント
この記事をみて、改めてPRIVのカメラアプリを見てみました。
PRIVのカメラアプリも同様なんですね。