4月1日よりBlackBerryWorldは有料アプリの取扱を終了し、無料アプリのみを取り扱うようになるそうです。
2019年12月31日のBlackBerryOS10終了に向けての準備だと見られています。
今後有料アプリを提供する場合アプリ本体やベンダー側で対応する必要があります。
有料アプリの返金は2018年4月30日まで実施とのこと。
via Beginning April 1, 2018 BlackBerry World will only offer free apps
これが最近出た通知だとしたら急すぎるんじゃないだろうかと思いますけどこんなもんなんですかね?
なんかいつもBlackBerryってこういう幕引きや引き継ぎといった作業がすごく下手というか、利用者の神経を無駄に逆撫でする感じなんですよね。
OS6から7に変わった際にテーマ職人から反感を買い、OS7から10に変わった際にアプリ作家から大量に反感を買い、そして今回です。
例えば有料アプリを取り扱わなくするのであれば、BlackBerryWorldの利用に関わるお金なんかは払い戻されるんでしょうか。
BlackBerry社だけが収益を得て、開発者は無料提供、とかだと見ていて気分のいいものではありませんよね。
モバイル市場から撤退するのであればまだしも、(別会社とはいえ)残って端末の提供を続けるのであれば、既存の開発者などには最大限に気を使う必要があるのではないかと思います。
このままではキーボード付き端末向けのアプリを作ってくれるアプリ作家さんがいなくなるんじゃないかと心配です。
そしてこの通知を受けて、多くの有料アプリの開発者は多分アプリの提供をやめてしまうんだろうなと思います。
先が見えているOSに対して、わざわざ別で支払いの仕組みを作ってまでアプリを提供を続けてくれる人ってどれぐらいいるんでしょう。
OS10の終了という意味ではこうやって開発者が引いていってくれるのは良いことなのかもしれないですが、やり方をきちんと考えないと無駄に反感買うだけだと思います。
BlackBerryの衰退って昔からiPhoneやandroidにシェアを奪われたからと言われていますが、決してそれだけじゃなく、こういう体質に嫌気が差して、サポートしてくれる人が離れていったというのも一因としてあると思います。
そしてその体質は今も変わってないみたいです。
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