BlackPad関係のニュースをまとめてみました

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RIM、タブレット「BlackBerry PlayBook」発表 – QNXベースのOSを採用 | 携帯 | マイコミジャーナル

PlayBookは、ARM Cortex A9ベースの1GHz動作のデュアルコアプロセッサ、1GB RAM、7型WSVGA(1024×600)タッチスクリーンを搭載。マルチタッチによる操作が可能だ。フロントに300万画素カメラを備え、背面の500万画素カメラでは1080pのHDビデオを録画できる。インターフェイスは、microUSB、microHDMI。通信機能は、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR。本体サイズは130×193×10ミリで、重さは400グラム。

ストレージについては明らかにされていないが、DEVCON 2010でプレビュー展示されていた3台のPlayBookうち2台にはそれぞれ16GBと32GBと記されていた。会場のスタッフによるとストレージは内蔵メモリーのみで、メモリーカードスロットは用意されない。まずはWi-Fiモデルを投入し、将来的には3G/4G対応モデルの提供も計画しているという。

かなり詳しい内容で、PlayBookの内容にまで踏み込んだ記事になっています。
日本語で読める記事としてはかなり貴重ですね。

RIM、7インチの「BlackBerry PlayBook」タブレットを発表
カナダのResearch in Motion(RIM)は9月27日、「エンタープライズ向け」の7インチ型タッチスクリーン式タブレット「BlackBerry PlayBook」を発表した。本体の前面および背面に高解像度カメラを搭載し、デュアルコア1GHzプロセッサを積んでいる。OSは新しい「BlackBerry Tablet OS」だ。

 2011年前半に米国で発売される予定のPlayBookは、厚さが0.5インチ(1.27 センチメートル)以下、重さも1ポンド(453グラム)以下と薄くて軽い。QNX Softwareが開発した新OSは、「QNX Neutrino」マイクロカーネル・アーキテクチャを使用するとともに、対称型マルチプロセッシングをサポートしている。QNXの関係者によれば、同社はコア・インターネット・ルータや、GM、日産自動車、Land Roverなどが製造する自動車のコンピューティング機能を制御するソフトウェアを作っているという。

マイコミの次ぐらいに詳しく書いていますね。
今回のPlayBookは企業限定という独自の解釈を打ち出しています。
 

タブレット版 BlackBerry PlayBook 発表

RIMがかねてからうわさだったタブレット版 BlackBerry を発表しました。名称は BlackBerry PlayBook。7型で約 400g のサイズと、デュアルコア 1GHz プロセッサなど高いハードウェア性能が特徴です。OSはマルチタスクをサポートする独自のBlackBerry Tablet OS。RIM は「初のプロフェッショナル級タブレット」としてエンタープライズ対応やセキュリティ機能をうたいつつ、Open GL や Flash 10.1 対応でゲームプラットフォームも含む個人向けのエンターテインメント端末としてもアピールしています。

スペックなどの日本語約したものが掲載されています。

RIM、7インチディスプレイのタブレット端末「PlayBook」 – ケータイ Watch

カナダのResearch In Motion(RIM)は、7インチのディスプレイを備えるタブレット型端末「BlackBerry PlayBook」を発表した。米国では2011年の早い時期に発売され、他のエリアでは2011年第2四半期にも登場する見込み。

「BlackBerry PlayBook」は、ソフトウェアプラットフォームとして新開発のBlackBerry Tablet OS(QNX Neutrinoを利用したもの)を採用したタブレット型端末。RIMでは、「本当のマルチタスク、ハイパフォーマンスなマルチメディア性能、より安全なセキュリティ機能の提供など、ユーザーが望むものが詰まっている」とアピールしている。

BlackBerryタブレット「PlayBook」、RIMが発表 – ITmedia News

スマートフォン「BlackBerry」で知られるカナダのResearch In Motion(RIM)は9月27日、タブレットマシン「PlayBook」を発表した。2011年初めに米国で、同年第2四半期に各国で発売する。

PlayBookは、組み込み向けプラットフォーム「QNX Neutrino」をベースにRIMが独自に開発したマルチタスク対応OS「BlackBerry Tablet OS」を搭載。7インチのマルチタッチスクリーン(1024×600ピクセル)、1GHzのデュアルコアプロセッサ、1GバイトのRAM、デュアルHDカメラ(前面300万画素、背面500万画素)を備え、サイズは130×193×10ミリ、重さは400グラム。無線接続はWi-Fi、Bluetoothのみだが、RIMは今後3Gモデルも投入するという。

RIM、7インチディスプレイのタブレット端末「PlayBook」

カナダのResearch In Motion(RIM)は、7インチディスプレイのタブレット端末「BlackBerry PlayBook」を発表した。2011年初頭に米国で発売予定で、米国外では2011年第2四半期に提供予定。価格は未定としている。

同製品は1GHzデュアルコアプロセッサ、1GBのRAMを搭載し、マルチタスクに対応した新開発の「BlackBerry Tablet OS」で稼働する。大きさは130x193x10mm、重さは400g、7インチのマルチタッチ液晶画面のほか、前面と背面の両方にカメラを搭載し、フルHD(1080p)の動画撮影も可能。

フォトレポート:RIMの新タブレット「BlackBerry PlayBook」 – CNET Japan

Research in Motion(RIM)は米国時間9月27日、「RIM BlackBerry PlayBook」を2010 BlackBerry Developerカンファレンスで披露した。同デバイスはRIM初のタブレットで、米国では2011年初頭に、米国外では2011年第2四半期に提供予定。3Gおよび4Gに対応したバージョンは今後登場予定。価格はまだ明らかにされていない。

RIMがタブレットPC発売へ、iPadに対抗 写真3枚 国際ニュース : AFPBB News

【9月28日 AFP】カナダ携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(Research In Motion、RIM)は27日、タブレットPC「ブラックベリー・プレーブック(BlackBerry PlayBook)」を発表した。同社が携帯端末以外の分野に乗り出したのは初めて。ビジネスユーザー向けで、アップル(Apple)のiPad(アイパッド)に対抗する。

プレーブックのタッチスクリーンは7インチと、iPadの9.7インチより小ぶりで、アップル製デバイスでは禁止されているアドビ(Adobe)の「フラッシュ(Flash)」に対応。

短距離無線通信規格「ブルートゥース(Bluetooth)」に対応するほか、同社のスマートフォン「ブラックベリー」と連動させて使うこともできる。

Full Live BlackBerry PlayBook Announcement Video! | CrackBerry.com

Following up with our DevCon Keynote Live Blog and BlackBerry PlayBook announcement teaser video, here is the full BlackBerry PlayBook announcement. This is the magic folks… the 15 minutes where RIM gets their mojo back. I AM EXCITED.

The BlackBerry PlayBook with new BlackBerry Tablet OS ushers in a whack load of new stuff to the world of BlackBerry. Awesome new hardware and an operating system that has legs for the future.

こちらはBlackBerry PlayBookの紹介の動画とPlayBookに関する発表が見れる動画。
前半が紹介、後半が発表になっています。

BlackBerry PlayBook Hands-On Video! | CrackBerry.com

Well, it’s not quite our typical hands-on video, but I do put my hands on the device through a piece of glass. It’ll have to do for now. Leaving the keynote session at BlackBerry DevCon, RIM had the BlackBerry PlayBook out on display for onlookers to drool over. Check out the video above for a quick look at the first BlackBerry tablet.

I also compare the the BlackBerry PlayBook to the Apple iPad and my BlackBerry Bold 9700 in the video to give you an impression of where it fits into the size equation.

BlackBerry PlayBookを実際に撮影した動画。
ガラスのショーケースに入っているため触ることが出来なかったようです。
しかしながらその薄さやサイズなどはちゃんと伝わってくるので気になる人は必見です。

BlackBerry PlayBook is WiFi only – Next one coming in 4G? | PocketBerry

It seems like a slip or maybe just a rumor for now. I attended introduction to BlackBerry Tablet OS right after the General Session to learn more about what is being offered in the PlayBook. One of the speakers on stage seemed to hint that a 4G model of the tablet will be coming in the future, but assured us that this first generation PlayBook is WiFi only.

PlayBookの通信手段はWiFiのみ、と書かれています。

BlackBerry PlayBook photos after DEVCON General Session | PocketBerry

Here are some photos of the BlackBerry PlayBook that I took after the General Session here at DEVCON. Sorry for the glare. It was a really open room with lots of windows and a bunch of sun. Check out the full gallery after the jump!

PlayBookの紹介時の写真がたくさん載っています。

BlackBerry PlayBook Tablet OS (QNX) Highlights | BerryReview.com

QNX WILL run JAVA BlackBerry apps
It will also run quite a few other rendering engines like Adobe Air, Flash, and environments
Multicore processing with distributed computing will be awesome
When you switch between applications they will actually run in the background
When you develop a BlackBerry app you will be able to publish, sign, and run the app over Wi-Fi on a PlayBook in one click
You will not be able to jailbreak the device…
Will you be able to run BlackBerry 6 on the PlayBook… Not sure why you would want to but there would be a form of Java on the device.
You will be able to pair your BlackBerry to the PlayBook over Bluetooth and be able to access all your BlackBerry apps on the PlayBook.
No standalone BES integration
This is a Wi-Fi only version and will connect to your BlackBerry for wireless internet. You will finally not have to be stuck to a carrier which will give RIM quite a bit more freedom
Looks like there will be something going for 4G networks… For now this version is Wi-Fi only. Use your imagination from there

PlayBookのOSについて言及しています。
JAVAなのでBlackBerryのアプリ動くよーとか書いているような気がします。

以上のニュースを流し読みして、とりあえず私のわかったことを書いておきます。

●OSはQNXでBlackBerryOSではない
●ただしBlackBerry用のアプリは動作する?
●CPUはARM Cortex A9ベースの1GHz動作のデュアルコアプロセッサ
●RAMは1GB
●7型WSVGA(1024×600)タッチスクリーン。マルチタッチ可能。
●カメラはフロント300万画素背面の500万画素。1080pのHDビデオを録画できる。
●microUSB、microHDMIを搭載
●通信機能はWi-Fi、Bluetooth 2.1のみ。
●3Gや4Gは次回作以降で対応?
●本体サイズは130×193×10ミリ
●重さ400グラム。
●内蔵メモリは16G、32Gかも?
●フルWebブラウジング対応で、HTML5、Adobe Flash Player 10.1、Adobe Mobile AIRに対応
●動画はH.264/ MPEG/ DivX/ WMVに対応
●オーディオはMP3/AAC/WMAに対応
●メモリーカードスロットはない
●セキュリティを確保したBluetooth通信でBlackBerryと接続し電子メール、BBM、カレンダー、タスク、ドキュメントなどを表示可能。これらは一時的なキャッシュなので安全。いわゆるREDFLY的なアプローチも備えている

つまるところ、マルチメディア機能を強化して単独でも動作するようにしたタブレット版BlackBerryコンパニオン(REDFLY)的アプローチの端末のようです。
今回はWiFiとBTのみ搭載なのでBISとの紐付け等はなさそうで、自由度は高そうです。
縛り付ける方向ではなくBBと連携させることでメリットが大きいという方向に持っていくところが好感を持てます。
BTでダイアルアップができるかどうかは不明ですがポケットWiFi系で外での利用はできそうですね。
GPSはどうなるのかしら。
 
出たら買います!という意見をよく見かけますが、個人的には「ちょっと落ち着きましょう」と言いたいです。
まず最初に再度認識しておく必要があるのは「PlayBookはBlackBerryOSではない」という点です。
QNXというOSを元に開発している新しいOSです。
ではQNXとは何か?というのを少し調べてみました。

QNX – Wikipedia

QNX(キューエヌエックス、またはキューニックスと発音)は商用のPOSIX準拠UNIX系リアルタイムオペレーティングシステム(OS)であり、主に組み込みシステム向けに販売されている。
マイクロカーネルOSとして、QNXではOSのほとんどが「サーバ」と呼ばれる小さなタスクとして動作する。この点は従来からのモノリシックなカーネルを採用したOSと大きく異なる。モノリシックカーネルOSでは機能の大部分はひとつの大きなプログラムに含まれ、例えば不要な機能をOFFにしたい時などにはOS自体を変更(再リンクなど)する必要がある。それに対しQNXではユーザや開発者はサーバを停止させることで簡単に不要な機能をOFFにすることができる。
QNXのシステムは非常に小さく、フロッピーディスク1枚に納まってしまう。そして非常に高速であり機能的にも完備されている。
2001年にリリースされた QNX Neutrino は現在組み込み市場で使われているほとんどのCPUで動作する。例えば、x86ファミリ、MIPS、PowerPC、SH-4、ARM、StrongARM、xScaleなどである。

ちなみに2010年にHarman InternationalからRIMに譲渡されています。

というわけで、これまでも組み込み系のOSとして色々と活用されてきた実績のあるOSのようで、RIMに譲渡された当時はRIMがカーナビ部門に参入?などと騒がれたりもしたようです。
 
で、この場合の一番の問題点は2バイト文字。もっと私たちに密接に関わる言葉で言うところの日本語対応問題です。
 
せめて日本語表示が出来るのかどうか、ぐらいは見極めてから購入するかどうかを決めるのが良いと思います。
まぁ、マルチメディア用途にしか使わないので、日本語一切いりません、というような人であればとめませんが。
あと日本語入力もどうなるか全くの未知数です。
 
これまで海外版のBlackBerryを購入しても日本語表示などはすぐに何とかなっていましたが、それはすでにOS5などで日本語表示や入力の実績があったため、ユーザー側でもファイルの移植が可能でしたし、開発側もノウハウが生かせていました。
一方PlayBookは別のまったく新しいOSなので2バイト文字対応は全くの未知数です。
BlackBerryOSのように移植できる日本語入力環境、日本語表示環境があるのかないのかも不明ですし、メーカーがすぐに実用に耐えうる日本語環境対応版を出せるかどうかも不明です。
そもそもRIMとしてPlayBookで2バイト文字対応するのかどうかも不明ですし(汗
 
個人的にはBlackBerryと連動してBlackBerryから文字入力とか出来たら面白いなとか思いますが、それ以前に日本語がいつ入力できるようになるのかも不明です。
飛び付いてみたら光る下敷きにしかならなかったという悲惨な笑い話が現実のものになる可能性も高いです。

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