BlackBerryのシェアが0になったと色々なところで書かれていて、元のニュースに目を通してまぁそうだよなと納得したまま放置していたのですがw
日本語訳のニュースで「BlackBerryのシェアが0%になった」とか誤解を招きかねない書き方がされているのでちょっとだけ補足しておこうかなと思います。
問題の元ネタですが、恐らくガートナーのこの記事ですよね。
ここでシェア0%とか書かれているのでこの言葉だけ独り歩きしているのだと思います。
この0%という数字ですが、まずあくまでOSの話だということを忘れてはいけません。
つまり新機種発売していないBlackBerryOSの話になります。
次に市場に出回る端末数の話ではなく、あくまで2016年4クオーターに出荷された端末台数におけるシェアだという事も忘れてはいけません。
つまり2016年4Qに出荷されたBlackBerryOS端末のシェアが(2079÷4315393)×100=0.048%になった、という話です。
あくまでOSの話なのでPrivなどのAndroid端末の話は含まれていません。(Privの売り上げも知れていると思いますが、両方合わせれば端末の出荷台数のシェアでも1%は割り込まないんじゃないかと思いますしらんけど)
BlackBerryOSは収束の方向に向かっている事、またBlackBerry社が端末事業からセキュリティ関連のソフトウェア事業にシフトしている事などを考えると、会社の危機とかって悲観するような内容ではないのかなと思います。
まぁ、モバイル端末市場という一部の市場でも落ち目になるとここまで色んなところで叩かれるというのは、これまでBlackBerry社の商売のやり方がまずくていろんなところから恨みを買っているという事の証拠だと思うので、BlackBerry社は少しは態度を改めればいいと思いますけどね。
新機種発表時にこんな実際に使ったかどうか怪しい人間に妄想ダメだし記事を書かれ、しかもそれがややゴシップ系寄りとはいえ、それなりに名の通ったサイトに載って、しかも日本語サイトに翻訳記事まで載るってよっぽど恨まれてるんでしょwww
少なくともギズの中の人がBlackBerry社を親の敵のように憎んでいるのはわかりますw
日本では恨みを買う前に消えてしまった印象ですが、色んなキャリアとのアレコレよもやま話を聞くに、しっかり禍根は残してるように思いますw
ええ、SBMとau、あと日本通信あたりには特にね。
コメント
BBOS10 のベースの QNX はとてもいい組み込みOSだと思うのですが、惜しいことに携帯電話向けにはあまり活躍できなかったですね。
前評判はすごく良かったのですが、OS7アプリを丸ごと切ってしまってアプリ不足に陥ったり、α版ですかというような状態でリリースして一身に受けた皆の期待を裏切ったりと、とにかくRIMの動きが酷すぎましたねw