BlackBerryの次の機種に関する情報

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YUGA TECHにTCLのフィリピンのカントリーヘッドとグローバルマーケティングの担当ゼネラルマネージャへのインタビューが掲載されています。

冒頭はフィリピンでBlackBerryを発売する理由などが書かれていますが、興味深いのが新しい端末の開発についてです。

マジックキーボードというコンセプトがあり、フルディスプレイとキーボードの融合、キーボードを端末全体に統合するといった事が試みられているそうです。
これにはフレキシブルキーボードの技術が関係しているとの事。
話を聞いただけではイマイチ想像できませんが、Stromのようなエキセントリックな端末がリリースされた実績もあるので、今後どんな愉快な端末がリリースされるのか楽しみだったりします。
が、ソフトウェアキーボードが絡むと文字入力に支障をきたすので、ハードで色々と実現してもらいたいですね。

次に興味深かったのがBBMが終了して、セキュリティ以外にBlackBerryが提供できるものは何があるのか?という質問への回答。
これにはがっかりしたのですが、やっぱりセキュリティだそうです。
うーん、駄目だこりゃ。
正直いって、今のセキュリティへのアプローチだと、コンシューマーは付いてこないと思うのですよね。
今のBlackBerryのセキュリティって何が優れてるの?と聞かれてすぐ答えられる人って少ないと思いますし、それって最大の売りが理解されてないってことですよね?
データを保護するLocker機能も正直イマイチ使い勝手がいいとは言えませんから、もう少しシームレスな感じにセキュアな機能が使えるようになったらいいなと思います。

例えばBlackBerryHubの機能を改善して、予定やメールの一つ一つに指紋認証でロックかけれるようにするとか。
そもそもHubの機能に指紋認証かけるとか。
Locker機能もセキュアな領域にファイルを移動するのではなくて、フォルダ丸ごと指紋認証でロックかけれるようにするとか。
そういった方が「セキュアだ」という事がわかりやすいですし、アピールもしやすいでしょう。

セキュアをウリにするならするで、もう少し考えてほしいなぁと思います。

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