一昔前キャリアを乗り換える際の障壁の一つは「キャリアメールのメアドが変わるから」だったのですが、最近はその垣根がどんどん低くなっているようです。
MMD研究所の調査によると、キャリアメールの利用頻度が下がっているようで、一日あたりのキャリアメールの送信回数は半数が0回で、LINEが1~10回が54パーセントという結果が出ているようです。
1日あたりのメール・メッセージの送信回数は、キャリアメールは「0回」が最多で50.3%、次いで「1〜10回」が40.2%。SMSも「0通」が最多で54.5%、次いで「1〜10回」が33.2%となり、LINEは「1〜10回」が最多で54.1%、次いで「11〜20回」が13.0%、「0回」が12.8%となった。1日の通話平均時間(電話以外のアプリの音声通話/ビデオ通話も含む)は「1分未満」が26.2%、「ほとんど通話をしない」が25.3%、「1分以上3分未満」が15.4%となる。
こうしてみるとキャリアメールからLINEに移っているように見えますが、キャリアメールを送らない人の何割がLINEを使っているのかが不明なので断定的なことは言えませんね。
ちなみに私の身の回りでは、キャリアメールを未だに使い続けている人はガラケーユーザーがほとんどで、別でLINEに移れないようなお年寄りとかがいる、という印象です。
あとはLINEを恥ずかしいハンドルネームで始めてしまってそっち系の人とつながっているので、今更本名に変えて仕事で使えないとか。
現在利用しているキャリアは「NTTドコモ」が32.4%、「au」が28.2%、「ソフトバンク」が20.7%、「Y!mobile」が4.2%、「格安SIM」が12.6%。3大キャリア利用者に格安SIMについて聞いたところ、認知度は85.5%となった。
Y!mobileが格安SIMに入ってないのにUQは入っているという不思議なカウントの仕方だなぁと思いますが。
格安SIMの認知度は高いものの利用者はまだまだで、そして移らない理由は大半が「イメージ」なんだと思います。
ここに楽天なんかは切り込みたいんだろうなという印象ですね。
そのためのMNO化だろうと思います。
BlackBerryにもBBMというメッセンジャーがありますが、全く話題にもあがらないですね。
BlackBerryユーザーでさえほとんど使っていない事が容易に予想されるのでいたしかたないところではありますが。
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