私も全ての出来事について覚えているわけではないのですが、いい機会なのでOS10で日本語入力出来なかった頃から出来るようになるまでの軌跡を振り返ってみたいと思います。
まず最初に入手したのがZ10という端末でした。
当時から日本はターゲット外なので日本語入力はサポートしないという情報は把握していたのですが、それを確かめる意味でもとりあえず購入しました。
これが2013年2月8日です。
当時日本語入力できるようになるのかどうかもわからない状態でもZ10とか買ってたんですよね。
この当時の日本語入力は既存のものとしてはgjapaneseというアプリがありました。
これはクリップボード経由で日本語をコピーペーストするというアプリです。
これで何とか日本語の入力は出来るものの、常用するのは結構しんどかった記憶があります。
これに対してUGさんが提供してくれたのがRocoIMEというアプリで、こちらも同じくクリップボードを利用するアプリだったのですが、特定のよく使いそうなアプリに文字列を直接渡してくれる機能なんかがあって、非常に重宝した記憶があります。
本当にこれがなければZ10とか二階の窓から投げ捨てていたかも知れません。
その後5月にQ10を入手します。
キーボードが付いているけど日本語入力は出来ない状態でした。
そして日本語入力が出来ない状態でQ5という廉価版も購入。
ずっと日本語入力がサポートされないままでしたが、11月に動きが出てきます。
日本語入力がサポートされるアップデートが来るよというニュースがあり、それを元に色々調べてみたところ、どうやら本当に日本語入力が可能になるらしく。
ワクワクしながらリーク版を入れてみた際の感想が「前途多難」でした。
リークのOSをQ10に入れたらキーボードで日本語入力が出来たという記事がこちら。
しかし癖が強くて大変だった記憶しかありません。
しばらく使ってみて、自分なりにコツを見つけましたという記事がこちらになります。
それでもやっぱりこの日本語入力馴染めないわという感じが随所に現れています。
この後もOS10の日本語入力は順調に進化していくのですが、私の評価は「一から作り直せ」のままになっています。
やっぱりスペースとエンターキーの挙動が想定と大きく違うというのは使っていて非常にしんどいです。
そしてOS10は日本語入力システムをサードパーティーが開発するというのが難しい環境らしく、BlackBerry社に頑張ってもらうしかないわけなのですが、これが全く望み薄というか何というか。
OS10の端末って私にとってはハードはいいけどソフトがダメな端末なんですよね。
中には「私は活用している」という人がいるんでしょうけど。
まぁ、私には無理でしたし、私の感覚がそう平均から外れているとも思っていません。
つまりこういった艱難辛苦を乗り越えつつ、ようやくリリースされたのがAndroid版のBlackBerryなんですよね。
まぁAndroid版はAndroid版でまた色々問題あったんですが、それはまた別の機会に紹介します。
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