なぜWebOS終了のお知らせをうちで取り上げるのかというと

今のwebOSに最も足りないものは絶対的なアプリの数だとは思うのですが、次にダメなのは、日本語も含む多言語対応じゃないかと思うので、アメリカの会社ではなく日本も含めアジアの会社などに売却できるといいんじゃないかなと思うんですけどどうなんでしょうかね。少し前にSAMSUNGやHTCがwebOSのライセンシングに興味を示しているという話もあったようなので、Appleとの訴訟問題に揺れる2社のいずれかがここらでOSも含めハードも製造するスマートフォン&タブレットのメーカーに躍進しちゃうのもアリだと思いますよ。

魅力的なガジェットの1プラットフォームがこのまま世の中から消えてしまうのは、非常に惜しいと思います。HPのwebOS端末のディスコン発表で窮地に追い込まれたwebOSプラットフォームに…颯爽と救世主が現れたりしませんかね!?

引用元: HPに見限られたwebOS… 救世主は現れるのか!? : ギズモード・ジャパン.

個人的にはWebOSの理念とPlayBookの理念に比較的にている部分を感じるからで、WebOSの失敗をRIMはちゃんと参考にして欲しいなと思うからです。
その似ている部分というのは「ブラウザさえしっかりしてればWebサービスのクライアントなんか要らないよね」という考えです。
WebOSにはそれほど興味が無く、以前Palmの日本語化ソフトで有名な山田達司さんのWebOSに関するお話をうかがった事がある程度の知識なのですが。
そこで山田さんが上記のような事を述べておられたのを聞き、ああ、もしWebOSが本当にこの考えで開発が進められているんだとしたら、こりゃ絶対駄目だなと思ったんですよね。

何故そう思ったかというと、Web上にある多くのサービスがPCのブラウザで開くと非常に使いづらい、という事実が考慮されていない考えだからです。
タブレットやスマートフォンが目指すところはPCのブラウザですが、そのPCにも様々なWeb上にあるサービス向けの専用クライアントがある事からも、それはうかがい知れます。

その一番いい例がtwitterですよね。
twitterのWebページってびっくりするぐらい使い辛いです。
少し前までは画像のアップロードも出来ませんでしたし、最近でも画像を発言の中に含めて見る事すら出来ません。
twitterにはtwitterの理念があってそうしているのはわかりますし、純正のページはそれでいいと思うんですよね。
でも、利用者にしてみれば人の上げた画像を見るためにわざわざリンクをクリックするのは面倒くさいですし、twitter社の理念なんか知ったこっちゃありません。
理念を理解したからといって、使いづらいWebのサービスを使い続けようとはならず、便利なクライアントを使います。

つまり何が言いたいのかというと、Webサービスのクライアントってブラウザの再現能力がPCにいくら近づいたところで、結局必要になってくるもんだって事で。
結局こういったスマートフォンやタブレットの類に関しては、ある程度必要なソフトの弾数がそろっていないと、これから先のシェアの取り合いには参加もできないって事です。

RIMのマイク・ラザリディスさんもPlayBookの紹介の際に、使いやすいブラウザがあればクライアントなんか要らなくなる的な発言をされていましたが、それは勘違いだってことに早く気付いてもらいたいです。

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