Titan Slimが我が家に来てからすでに3週間目かな?
それぐらいの期間メインに据えて使ってみました。
結論から言うと今回もメインで使うのは厳しいです、私はメインをKEY2に戻します。
今KEY2を使っている人に言っておきますが、そのKEY2大事に使ってください。
多少の故障はどこかのお店で修理してでも使い続けることをお勧めします。
私の場合に限っていいますがTitanSlimをKEY2の代わりにすることはかなりのストレスを伴いました。
以下そのあたりについて書いていって総括に代えたいと思います。
キーボードについて
最初にいいところについて書いておこうと思います。
キーボードについてですが、キータッチはかなりいいところまで来ています。
後もう少しキータッチが軽くなってくれたら文字入力で疲れないのですが、少しだけ硬いのが残念です。
でもそれでもTitanやTitanPocketに比べると雲泥の差です。
もちろんSlimが雲でTitanが泥です。
もう一度いいます、Titanが泥です。
まぁそれはいいとして、TitanSlimのもう一つの懸念点、何故か未だに執念深く踏襲し続けるPassport配列のキーボードについてですが、使っていればある程度慣れます。
それでもひょんな時に手がKEY2のキー配列を思い出して入力した文字が全部一列ずれてる、なんてこともありましたが、すでにblogをスマホで書くほどの元気もなく、twitterあたりでブチブチとTitanSlimの文句を書くぐらいの用途であればさほど問題ではありません。
個人的にTitanのキーボードについてはキータッチはもう言うこと殆ど無いので、あとはキー配列を変えろという事と、絶対にキー入力に悪影響が出る防水機構の採用に反対し続けていこうと思っています。
いやもうホントQWERTYキー搭載機に防水を求める人は大人しくカシオのTERRAIN使っててくださいお願いします。
厚みについて
厚みに関してはさほど気になりませんでした。
本当に今のスマホに比べると分厚いのですが、不思議と気になりません。
これについては下手にフォローしようとすると提灯記事くさいセリフしか浮かんでこないのであまり書きませんが、本当に不思議ですね。
まぁPDAの頃から使っている人間なので分厚いガジェットのことは手が覚えているのかもしれませんね。
カメラについて
カメラの出来は、まぁまぁですね。
とりあえず室内で食べ物を撮影するのにホワイトバランスを調整できるのがありがたいです。
ただし暗所撮影などには期待してはいけません。
また室内灯の種類によっては撮れる写真は玉石混淆です。
それでもSNSなどに投稿する程度であれば十分ではないかなと思います。
時々少し汚い色合いになったりしますけど。
WiFiについて
WiFiについては正直言ってダメですね。
まずすごい切れます。
これに関してはAP側で色々と設定すれば改善するというような話もあり、試してみたのですが改善したようなしてないような、あれあんまり切れないかなやっぱり切れるやというような感じです。
でも問題はそこではなくて、そんなAP側で設定変更しないと満足に使えないんだったらWiFi使えますって言ったらダメでしょって話です。
フリースポットどうするの?人の家で設定変えてもらうの?という話です。
また繋がっていても速度が全然出ないので、WiFiは利用者をいらいらさせるために搭載されていると割り切るしかありません。
もちろん私はクラファンで入手したのですから自己責任です、わかっています。
でもそんな端末一般販売したらいかんでしょ。
音楽再生について
さて、WiFiについてちょっとボロカス言い過ぎたので気を取り直して音楽再生について。
うん、音楽再生についてはもっとダメです。
音質がとかそういう話以前に、根本的な部分が駄目。
私は車のカーナビにBluetoothで繋げてスマホの音楽をかけているのですが、しばらくすると音楽がブチブチ途切れ始めます。
これね、本当に、声を大にして言いたいのですが。
運転中にそんなことなったらスマホの方によそ見して事故るで?
LDACで繋がるソニーのBluetoothヘッドセットだとそんな現象今のところ起きていないのでカーステとの相性かSBCコーデックの問題なのかなと思ったりもするのですが。
いずれにせよこれは事故を誘発するので本当にダメです。
もし同じような現象が発生している人がいたら、本当に危ないので車での利用はやめておきましょう。・
レガシーデバイスについて
TitanSlimはイヤホンジャックとmicroSDカードスロットが搭載されていません。
イヤホンジャックに関しては変換アダプタが付属するのでUSBポートを使えということなのでしょう。
でもこういうのポートの寿命縮めるのであまり感心しません。
そしてmicroSDカードスロット非搭載については何考えてるんだという話です。
非搭載の割には内蔵ストレージは今どき256GBぽっちしかありません。
非搭載にするならせめて1TBぐらいつけろよと思います。
内蔵ストレージ1TBだったらいいというわけではないのですけどね、特にTitanSlimはWiFiがカスなので大容量ファイルのコピーとかmicroSD使ってサクッと終わらせたいです。
私は無線イヤホンしか使わないのでイヤホンジャックはどうでもいいのですが、microSDスロットは次回復活させてください。
その他の挙動について
何かに付けて引っかかったり、待ちが発生したりという印象で快適からは程遠いです。
例えば□ボタンを押すとアプリ切替画面に切り替わるわけですが、これがうまく切り替わらないことが多く何度もやり直す必要があります。
UIについては不可寄りの並です。
ホーム画面でキーボードからアプリを起動できるのですが、アプリの登録が設定画面からしかできない、こんなの設定してないキー押したら設定画面が表示されてしかるべきだと思います。
また指紋認証に指が当たると振動してホーム画面が表示されるという挙動も謎。
何度文字入力中に指が当たって文字入力中断されたか。
設定からホーム画面の表示は無効化できるのですが、振動の止め方がわからず、文字入力中や操作中にひたすらブルブルして気が散ります。
起動中のアプリを背面に回すために画面下から上に向けてスワイプ操作を行うのですが、これがそのすぐ下の指紋認証に指が当たってうまく動作しないなんてこともしょっちゅうです。
ホーム画面でキーを押してもアプリが起動してこないケースも頻発しますし、キーボードをスリスリして画面スクロールもうまく動作しないことが多い。
なんにせよスムーズに動かないことが非常に多いです。
また、背面ツルツル機構に関しては思ったより問題が多く。
色んな所に「ちょっと」置いてそのまま滑って落ちるということを何十回も繰り返しました。
この背面、本当にアカンと思います。
ケース?そんな分厚くなるもの誰がつけるんですか?
結論:unihertzさんそろそろしっかりしてください
個人的にはそれこそ昔のBlackBerryのようにSNS投稿マシン、だとかいう使い方であればマッチすると思います。
ただこの端末をメインにすると物凄くストレスを感じるだろうなと思います。
私がそうですし。
挙動がイマイチなめらかでないことと、WiFi周りの挙動についてはMediaTekのHelio P70のせいだろうなと思います。
特にWiFi周りに関してはそういう情報がSNSでもちらほら見かけられます。
なんだじゃあ悪いのはMediaTekじゃん
とかいう話ではありません。
このSoCはTitanPocketの頃から採用されているもので、WiFi周りの不具合はその頃から発生しているものです。
つまりunihertzはこの事わかってて問題のあるSoCを採用し続けているわけで、下手したらMediaTekよりタチが悪いです。(わかってないとしたら無能が過ぎるという話です)
クラウドファンディングでキーボードマニアの有志を騙す相手にしている分には許されるのかもしれませんが、一般販売する端末ではありえない話だと思います。
unihertzさん、そろそろまともなスマートフォン作ってみませんか?
コメント
新規参入した企業のスマホみたいな感じなんですね。
これからアップデートで良くなって来たら買いかな。
しばらくは様子見です。
いつもレポートありがとうございます。
ようやく、titan slimを使ってみようかとアプリなどをインストールしてセットアップしていたんですが・・・wifiが切れる切れるw
キーボード入力が大変で・・・でもpassportでの入力は苦痛じゃないんですよねえ。やはり端末の形状なんですかねえ。
で、断念しました。とにかく入力が大変。まだtitan miniほうが使いやすいような・・・