MCF岸原氏が語る、英国の通信・コンテンツ事情と可能性

MCF岸原氏が語る、英国の通信・コンテンツ事情と可能性 – ケータイ Watch

英国のビジネス環境については、スマートフォンが全体の34%にまで拡大しており、AppleやAndroidが人気を集めている様子を紹介。英国では、若年層を中心にBlackBerryも人気を集めているとのことで、AndroidやApple同様の勢いがついている。これは、無料で利用できる「BlackBerry Messenger」が若年層で流行していることが影響しているという。パケット定額制が日本ほど普及していなことから、コンテンツの容量もポイントとのこと。一方、前述のように英国では都市部で無線LANスポットの整備が進んでおり、大容量のコンテンツについては無線LANを基本として普及する可能性もあるとした。

 このキャリアによる無線LANの整備について、岸原氏は、「3Gのトラフィックが逼迫しているが、回線の増強をやめつつある。無線LANとの組み合わせを推進している」とキャリアの現状を指摘。英国ではむしろパケット定額が減少傾向にあるというグラフも示した。「3G免許の取得は、オークションで巨額の費用がかかっている」と因果関係を分析し、「日本でも周波数オークションが議論されており、どこかのタイミングで実施されるだろうが、インフラ投資が遅れることも考慮しないといけないだろう」と述べ、通信環境の整備という面では懸念が残るという考えを示した。また、英国では基地局の出す電磁波の問題が社会的な問題として取り沙汰されることも多いとのことで、基地局の建設がキャリアの思うように進まないという側面も紹介した。

日本のパケット定額制って、インチキ2段階定額なので、海外とはまた少し事情が違うとは思います。
日本の定額って使わなければいくら、ちょっとでも使えば上限、なのでどうせ使うならいっぱい使わなきゃ損という考えで運用されているんですよね。
そのために帯域制限とか設けられてしまっている。

いずれにせよ、私はパケット単価さえそれ相応のものにしてもらえるのであれば、別に定額はやめてしまっても構わないと思っています。
もちろんそのためにはパケットの単価はいまよりずっと下げる必要がありますね。
現在流れている全パケット数と、現在のパケット定額による収益を元に単価を計算してくれたら文句ないです。

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