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少し真面目にdocomoで取り扱われていたBlackBerryと周辺事情についてあれこれ書いてみる

      2019/11/28

曖昧な記憶や思い込みで記事を書き散らすのも良くないよねということで、とりあえずdocomoから発売されたBlackBerryの発売時期と機器情報、およびBlackBerry周辺で色々と起こった事柄などを書き留めておこうと思います。

■BlackBerry Bold
2009/2 docomoより発売
カメラ:パンフォーカス
入力方式:トラックボール
OS:4.6
いわゆる伝統的なBlackBerry端末
カメラはパンフォーカス
2月20発売、27に発熱問題で販売中止、4/10まで発売中止という伝説の機種。

■BlackBerry Bold 9700
2010/7 docomoより発売
カメラ:オートフォーカス
入力方式:トラックパッド
OS:5.0
いわゆる小型のBlackBerry端末、Bold9000より一回り小さい

BlackBerryはデータ通信サービスとしてBISサービスを契約する必要があるのですが。
この頃のBISサービスは1500円/月、それとは別にBizホーダイなどのデータ通信契約が必要であったため、月額の料金が他の端末に比べて1000円近く高価でした。
また、メールとしていわゆるキャリアメール(spモードメール)が利用できず、代わりにdocomo.blackberry.comというメールアドレスが与えられていたのですが、こちらのアドレスは世間一般にキャリアメールとして認識されておらず、まだキャリアメール全盛期だった当時、登録時のメールとしてキャリアメールしか受け付けないサービスなどが多数あったり、キャリアメールのSPAMメール対策設定でキャリアメール以外を弾く設定などにメールが弾かれて友達と連絡が取れなかったり等々利用者は非常に不便を強いられることとなっていました。(docomoのSPAMフィルターに弾かれるのはさすがになんで?って感じでしたが)

■BlackBerry Curve 9300
2010/12 docomoより発売
カメラ:オートフォーカス
入力方式:トラックパッド
OS:5.0
海外ではいわゆる廉価版端末という位置づけとなっている端末。
docomoの店頭では旧機種の割引などもあってフラグシップ機のBold等より高く売らるというねじれ現象が見受けられていました。

同2010/12/1にBlackBerryのspモードメールへの対応、BISサービスのSPモード相当価格への値下げ等が発表され、BlackBerryに対して大幅(自称)なてこ入れが行われました。
ただし、spモードメールの利用には別途spモードの契約が必要で、割引が適用されるのでspモードの料金は発生しないものの、spモードメールを利用したいBlackBerryユーザーはインターネット接続サービスとしてBISとspモードの両方を契約しないといけないという複雑な契約形態になっていました。
(発表会でdocomoの偉い人が登壇中に「これで売れなきゃどうしようと思う」と発言したので、思わず手を上げて指名された後「ようやく他と同じ土俵に立っただけでこれで勝手に売れると思ったら大間違いだ、BlackBerryのサービスにはAndroidと比べて色々制限があるんだからもっと工夫してほしい」発言して場の空気を凍らせたのはいい思い出です)

■BlackBerry Bold 9780
2011/6 docomoより発売
カメラ:オートフォーカス
入力方式:トラックパッド
OS:6.0
BlackBerry Bold 9700の後継機。
OS6搭載、カメラの画素数、メモリやCPUのアップやブラウザの刷新など地味ながらかなり素敵なマイナーチェンジが行われている反面、外見はほぼ9700と同じでインパクトに欠けた事からあまり話題にならなかった隠れた名機です。

■BlackBerry Bold 9900
2012/3 docomoより発売
カメラ:EDoF
入力方式:トラックパッド、タッチパネル
OS:7.1
docomoから発売された最後のBlackBerry端末です。
OS7.1を搭載、従来のUIを残しつつタッチパネルに対応したため、キーボードショートカットでも画面タッチでも操作可能。
サクサク動いてそれなりにWebやSNSも利用できるというかなり力の入った端末でしたが、カメラがEDofといういわゆる「被写界深度の深いパンフォーカス」ともいえる方式を採用しており接写に弱く、コンシューマーの飯テロ層への受けはかなり悪かったです。
当時私はカメラのレンズに別のレンズを被せるという荒業で接写を実現しており、食べ物撮影しかしない私はほぼレンズをつけっぱなしにして運用していました。
ビジネス用途ではあまり接写って使わないのかもしれない、というかビジネス用途ではカメラ禁止のケースも少なくないのでこういう選択になったのかもしれませんが、コンシューマー層のユーザーがiPhoneやAndroidにどんどん取られていっている当時、フラグシップモデルにこれまで採用してきていたオートフォーカスの採用をやめるという選択肢は信じられませんでした。

実はこの後、RIM社はBlackBerry Bold 9790という9780の後継機もリリースしていました。
これがまた9900を小さくしてAF採用したという非常にいい機種だったのですが、docomoから発売されることはありませんでしたね。

こうして振り返ってみると、実はBlackBerryのAFカメラの採用って9700から始まっているんですよね。
で、9000、9900はポ●コツカメラ、9700、9780、9790はAFというカメラ搭載の変遷を見るにRIMとしてはBoldの9XXXシリーズはビジネス用途のフラグシップ、97XXシリーズはコンシューマ用途のフラグシップという棲み分けを考えていたのかもしれないなとも思えてきます。(そんな発表はどこにもありませんけど)

ただ、BlackBerryといえば9XXXシリーズのイメージが強いので、BlackBerryはカメラが駄目というイメージは拭えません。
また、コンシューマーのシェアをどんどん奪われて、そんな体面気にしている場合でもない、起死回生を狙うべき9900でEDoFを採用したというセンスはやはり致命的だと思います。

 - BBB日記

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