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ChromebookでGeForce Nowってこれは家庭ゲームの新たな可能性だと思う

   

Chromebookで動くゲーム環境として、まず思い浮かんだのがAndroidアプリを導入する、でした。
しかしながらなんとなく気が進まなかったのはChromebookがそもそもスペックが高くないのできちんと動くのか不安という点や、大容量とは言えないchromebookのストレージに大容量のゲームデータを導入する事への不安などが理由でした。

しかしながら低スペック端末でも問題なく遊べるGeForceNowが凄いという話を聞きつけて、鼻息荒く調べて試してみました。

■GeForceNowとは何なのか

そもそもGeForceNowとは何なのでしょうか。
ホームページを見た感じだと「フリープランは一度に1時間まで無料、プレミアムプランは月額1980円一度に6時間までプレイ可能」などと書かれており「定額でゲーム遊び放題になるサービスなのかな」という印象を受けた人も多いと思います。
私も最初はそうでした。

しかし実は全く違います。

GeForceNowとは「本来高スペックなPCを用意しないと快適に遊べないと言われているPCゲームなどを低スペックな端末やスマホなどでも遊べるようにするためのPC環境のレンタルサービス」です。

つまり「ゲーミングPCレンタルサービス」と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

そのレンタルPCを一度に一時間まで無料で借りる事ができ、月額1980円支払えば一度に6時間まで占有できるというサービスです。
レンタルしたPCはブラウザから操作することができます。

■ゲームはどう調達するのか

PCだけ借りてもゲームが無ければ遊ぶことはできません。
GeForceNowはSteamやUbisoft、epicなどのゲームと提携しており、多くのタイトルが対応していますが、ゲーム自体は定額ではなく個別に購入する必要があります。

つまりGeForceNowでゲームを遊ぶ場合、GeForceNowのユーザー登録に加えてゲーム提供会社のユーザー登録が必要になります。

ややこしくてこんがらがりそう、と思うかもしれませんが普通にゲーミングPCでゲームをすることを考えると普通の手続きだと理解できるはずです。
GeForceNowの登録はあくまでゲーム環境(PC)の入手のための登録であって、ゲームを遊ぶためには個別に提供会社と契約して購入する必要がある。

簡単な事です。

ゲーム提供会社へのユーザー登録さえできてしまえば、多くはGeForceNow経由でゲームを購入することができます。
もちろんゲーム会社のサイトでGeForceNow対応のゲームを購入し、あとから連携してそのゲームを呼び出して遊ぶというのも可能です。

GeForce NowでPCを借りるのにGeForceNowでユーザー登録。
各社のゲームを購入するのに各社でユーザー登録。

これで遊ぶ準備は整いました。

■遊び方は?

実際にChromebookで遊ぶ場合、その操作は全てブラウザで行います。
ブラウザで自分のページに移動し、自分の購入したゲームを選んで起動することで、GeForceNowのサーバー上にゲーミングPCの環境が立ち上がり、そこでゲームが動作します。
3Dグラフィック処理などの重たい処理は全てサーバー側で行ってくれるので、Chromebook側ではゲームの操作を行いその結果を見るだけです。

ちなみにマイページなどからはほとんど何も操作することが出来ません。

ゲームを買ったり、買ったゲームを遊んだりする場合は画面右上の「利用開始までの流れ」から

「アプリダウンロードはこちら」を選択

Windows PCの「Chromeで起動する」から行います。

この画面で遊びたいゲームを選びます。

選ぶと遊ぶのに必要なアカウントが表示されます。
この場合Steamのアカウントが必要です。

なのでまずSteamでアカウントを作ります。

その後先程のページでSteamを選択して「プレイ」を押下。

リグの準備ができました、と表示されるので「続行」します。

SteamのIDとパスワードを聴いてくるので入力します。

初回のみ購入の手続きを行います。

購入が終わってもなかなか先に進まなかったので私は一旦画面を落として、再度立ち上げをやってみたところ、見事ゲームが起動しました。

次からはゲームを選んで「プレイ」で遊べるはずです。

■GeForceNowの良いところ、残念なところ

GeForceNowを使ってみてこれは良いなと思ったところとこれは残念だなと思ったところを紹介します。

□良いなと思ったところ

1.なかなか豊富で魅力的なゲームタイトルが遊べる
2.本当にいいの?基本無料はありがたすぎる
3.インストール不要
4.回線速度さえ確保すればPC用の美しいグラフィックのゲームがサクサク遊べる
5.Chromebookで認識すればコントローラーも使える
6.クラウドなので共通環境でどこからでも遊べる

1.なかなか豊富で魅力的なゲームタイトルが遊べる

まず遊べるゲームですがAPEX、FORTNITE、ARK、デスストランディングなどなど有名どころがそろっています。

対応タイトルは800以上、無料ゲームも80以上あるという事で、かなり長期間楽しめそうです。

2.本当にいいの?基本無料はありがたすぎる

一度に一時間までという制限付きながら無料で遊べるのはとても助かります。
これなら気になってるけどちゃんと遊べるかどうか不安、というような人でも気軽にお試しもできます。
そして何なら一度に一時間で結構遊べちゃうんですよね、申し訳ない。

ただし一時間たつと無条件でPCがシャットダウンされるので、長時間のミッションをこなすゲームだと無慈悲に落とされて泣きを見るかもしれないです。

3.インストール不要

これも非常にありがたいポイントなのですが、個別にアプリのインストールなどが不要なのでストレージにほぼ負担をかけません。
なのでストレージ容量が多くないchromebookでも安心して遊べます。
ゲームのアップデートなどで容量が増えていき、もう入らないので引退しますというような人を多く見てきているので、ストレージを消費しないというのは助かりますね。

4.回線速度さえ確保すればPC用の美しいグラフィックのゲームがサクサク遊べる

3Dで視点をぐりぐり動かしつつ敵味方入り乱れるようなゲームを遊んでいて思うのは、これって本当は20万ぐらい出して専用PCを購入しないと遊べない物なんだよなぁって事です。
私はBlackShark3ProというゲーミングスマホでAndroid用のライフアフターというゲームを遊んでいるのですが、結構ハイスペックな端末ながら敵の数が増えると「グラフィックの質を落としますか」という質問が頻繁に表示されます。
つまり本来であればこういうグラフィックがきれいな3D視点のゲームって負荷が結構高いんですよね。
それを低スペックの端末で遊べるって夢のようです。

5.Chromebookで認識すればコントローラーも使える

Chromebookでゲームする場合、基本はマウスとキーボードでキャラクターを動かします。
これも慣れれば快適なのですが、中にはゲームコントローラーで遊びたいという人も多いと思います。
Chromebookでは認識さえすればゲームコントローラーも問題なく使えます。

6.クラウドなので共通環境でどこからでも遊べる

GeForceNowはクラウド上の仮想端末を操作して遊ぶので、どの端末からでも同じ環境で遊ぶことができます。
例えば家用のChromebookと持ち運び用のChromebook、どちらでも同じ環境で遊べますし、買い替えたところで遊んだゲームデータの移行など不要です。
PCが壊れてそれまでのセーブデータが飛んだ、なんてことが無いのは非常に心強いですね。

□残念だなと思ったところ

1.色々説明不足
2.回線速度が確保できないと遊べない
3.有料プランがちょっと高いかなぁ
4.日本語対応してないゲームも多いしGeForceNow対応してないゲームも多い

1.色々説明不足

まず残念なところは、色々と説明不足です。
遊ぶまでの手順などは通り一辺倒の事しか書いていませんし、そもそもゲームを他社から買ってくるというこの仕組みについての説明が圧倒的に不足していると思います。
非常に便利で画期的で素晴らしい仕組みだと思うのでもったいないです。

特にマイページに入ると行き詰まるというページ構成は最悪だと思います。

2.回線速度が確保できないと遊べない

さすがにこれだけのクオリティの物を遊ぶのに回線速度はそれなりに必要らしく。
mineoの使い放題1.5Mbps程度の回線速度だとガクガクで遊べませんでした。

3.有料プランがちょっと高いかなぁ

個人的には無料プランで十分なのですが、申し訳ないので課金したいなと思った際、1980円という値段設定が少し高いです。
1000円程度で入れるプランなんかを用意してもらえたら不要でも入るんですけどね。

4.日本語対応してないゲームも多いしGeForceNow対応してないゲームも多い

日本語対応していないゲーム、SteamにあるのにGeForceNow対応していないゲームなどが結構あります。
そこは少し残念ですね。
今後対応が増えていくのを楽しみにしたいと思います。

■まとめ

ASUSのDetachable CM3でも全く問題なくサクサクプレイできました。
MC3 mediatek MT8183というプロセッサーを採用しており、正直かなり非力な部類に入るChromebookですが、不便さは全く感じなかったです。

ASUSのDetachable CM3で全く問題ないということは、つまり同じような構成のchromebookだと軒並み問題ないということが予想できます。

CM3は5万と少々お高いですが、Acerあたりからなら3万円台で同じ程度のスペック(キーボードは外れない)の物が発売されていますし、LenovoのDuetも同じ程度のスペックで3万円台ですね。

ゲームとネット用に検討というのもありかも、なんて考えたりします。

というわけで非常に素晴らしいし私は利用したいと思うのですが、いかんせんサイトの構成が色々と不親切に感じます。

ただそのとっつきにくさを乗り越える努力はする価値あると思います。

無料から1980円という価格の振り幅はハードル高いと感じるので1000円ぐらいで2時間プレイとか出してくれたら嬉しいですね。
あとマイページからゲームを購入したり遊んだり出来るような構成にしてくれたら、もう少しとっつきやすくなって遊びやすいだろうにと思います。

 - chromebook, Detachable CM3, Galaxy Chromebook 2

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