BlackShark4 しばらく使ってみて

#BlackShark

BlackShark4を購入しました。
5月のamazonのセールで53000円ぐらいで購入できました。
少し使ってみたその感想をBlackShark3Proと4の比較を交えつつ記載したいと思います。

画面サイズ

まず画面サイズですがこれは小さくなりました。
3Proが7.1インチに比べて4は6.67インチ。
わずかですが小さくなっています。
これがゲームのエイムや操作性などにどう効いてくるのかはまだまだこれからです。

4Proだと7インチなのかなと思ったりもしたのですがそうでもないようで、逆に3Proだけが突然変異的に7インチになったようです。
後継機が出なかったという事は評判悪かったんでしょうか。

ただ少し小さくなって持ち運びはしやすくなりました。

ゲーム用途

メインのゲーム用途ですが、これがなかなかいいです。
私はとあるゾンビを撃つゲームを遊んでいるのですが、このゲームが表示を細かく切り替える事が出来、最も奇麗な状態に設定するとグラフィックが非常にきれいな反面少しゲームが重くなっていました。
BlackShark4だと最高画質にしても問題なく動作しています。
これは非常にありがたいというか、最も買ってよかったポイントです。
実質SoCの処理能力は10%程度しか違わないはずなんですけどね。

指紋認証機能

指紋認証は3Proが液晶での指紋認証なのに比べて4は電源ボタン部分が指紋認証機構になっています。
液晶の認証は認識率が非常に悪くほぼ使えないと言ってもいいぐらいの精度だったのですが、物理機構になって認識率が爆上がりしました。
しかし非常に過敏な反応を示すので、例えば手のひらなどが意図せず当たって認証失敗になったり、ポケットの中で親指が当たってロックが解除され、太ももでダイヤルしてしまうなんてこともありました。

このあたりもう少し何とかならなかったのかなという印象です。

物理ボタン

物理ボタンは3Proがソフト側で制御、4は物理スライドボタンで制御です。
3ProはSharkModeでゲームを起動すると自動で物理ボタンがせりあがってくるよう設定できていたのですが、4の場合は物理ボタンの横に配置されているスイッチで都度ON/OFFする必要があります。
これは結構面倒で、ゲームが終わったら自動で収納してくれていたボタンを都度手動でしまう必要があります。


しまい忘れていると警告のポップアップが表示されますが、このポップアップを目にするのってしまい忘れた状態でカバンやポケットに入れて持ち歩いて次に電源を入れた時なんですよね。

ちなみにボタンの押し心地は非常にいいです。
絶品です。

イヤホンジャックの配置

4になって非常に良かったことの一つにイヤホンジャックの配置の変更があります。
横持ちした際の左側から右側に変更されました。

BlackSharkには別売で純正のゲームコントローラーがあるのですが、これを取り付けるのが横持ちした際の左側なんですよね。
なので3Proの頃はコントローラーを付けると有線のヘッドフォンなどが付けられないというとんでもなく馬鹿な仕様になっていました。
イヤホンジャックをUSBに変換してType-Cのポートに繋げる事もできたのですが、そうすると本体が充電が出来ないとか、充電できる二股タイプのアダプタにしてもいざ充電すると今度はなぜかマイクが無効化されたりと色々問題があったんですよ。

それに対応した純正のアダプタなどもBlackShark2の頃は発売されていましたが3が発売されたらすぐに売られなくなりました。

なのでイヤホンジャックの配置の変更は非常に素晴らしいと思うのですが…

どうせなら横持ちした際に上か下に来るところに配置してくれたらもっとよかったねと思います。

マスタータッチ

4になって非常に残念なことに、マスタータッチ機能の廃止があります。
マスタータッチとは画面の押し込みを感知して、画面上の任意の場所を押下する挙動に変更してくれる機能です。
例えばあるゲームの画面上のジャンプボタンの上にマスタータッチの押下を指定することで、そのゲームでは画面を押し込むことでキャラクターをジャンプさせることが出来るようになります。
マスタータッチはこの機能を画面の左右で各1つずつ提供してくれており「指2本で指4本分の操作が可能」的なのを売り文句に指定いたように思いますが、4になって廃止されました。
正確には4Pro独自の機能になりました。

ちなみにBlackShark2の頃にはProでなくても使えていた機能です。

まぁ、実際のところマスタータッチ自体キャラ操作やエイムなどが絡むアクション系のゲームでは何気に使いどころが難しい機能なのですよ。
FPSタイプのゲームの場合、左親指でキャラ操作、右親指でエイム操作が基本で、ジャンプと撃つの操作にさらに2本指が必要なのですが、オールドタイプの人間にはこのさらに2本がなかなか難しい。
なのでマスタータッチでジャンプと撃つを補いたい、となるのですが。
やってみるとわかるのですがジャンプや撃つをマスタータッチで補おうとするとキャラや銃のエイムの操作(画面上をなでるような操作)に対してジャンプや撃つの操作(画面を押し込む操作)が重なるとその両立がなかなか難しいんです。
画面を押し込みながら画面上指を滑らせるという、力のかけ方が相反するような指の動きが必要になってくるので瞬時の操作が必要なゲームには向かない印象です。

なのでそうなると銃のリロードなどにマスタータッチを割り当てる事になるのですが、それなら別にマスタータッチ以外にも色々機能があるので無くても困らないんですよね。

じゃあマスタータッチ廃止でも問題ないじゃんとなりそうですが、そういう話ではなくて「これまで使えた機能を制限することで客を高い端末に誘導しようとする」という姿勢が気にくわないです。

総評

とりあえず色々不満はあるけど概ね良好だし、snapdragon888が発熱がひどいので、これ以外の選択肢って今のところないでしょ?というのが正直なところです。

Snapdragon888をゴリゴリに回しながら全力で冷却しないと遊べないようなゲームを私は遊んでいないからというのもあるのかもしれないですけど。
ゲームコントローラーも動くし物理ボタンも付いているしで、アナログ世代には非常にありがたい一台です。

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