androidから移行できたと思ってたら後から問題が見つかった話の第二弾。
今回はソニーのスマート時計バンドwena3に関する問題です。
wena3とは
wena3は2020年11月に発売されたスマートウォッチですね。
スマートウォッチというよりも時計につけるバンドにスマートウォッチ機能を持たせた製品なのですが、ソニーがスマートウォッチと言っているのでスマートウォッチなのでしょう。
ちなみにwenaシリーズ自体は2015年にクラウドダンディングで始まったのがスタートになっています。
繋がったはずだったのに
対応アプリを導入し、接続もできてめでたしめでたし。
と思ったのですが、実は一度接続が切れると次回そのままでは再接続してくれないという問題がありました。

ワンルームなどでは問題ないのでしょうけど、例えば戸建ての人の場合、帰宅後wena3を自室で充電、スマホを持ってリビングへ移動すると接続が切れる、というようなケースが発生し、そのままだと再接続できないので、例えばSUICAのチャージが切れて電車に乗った場合、駅の改札でめちゃくちゃ焦る、というようなケースが発生します。
普段ワンルーム住みで問題ない人でも、実家が戸建てで帰ったタイミングで問題が起こったりする場合もありますし、これは結構こまった現象でした。
解決したはずだったのに
当初はペアリングを削除し、再ペアリングを行うことでこの問題を解消していましたが、これもスマホ側で登録削除するだけでなく、wena側でもペアリング設定を削除する必要があり、結構手間でした。
その後実はwena3を一度再起動してやると再接続できるという事がわかり、問題解決だなと思っていたのですが…

はい、まさかのサポート終了です。
2020年発売の機器が2026年でサポート終了というのは、決して短い期間ではないと思うのですが、問題の本質はサービスが使えなくなるという事です。
通常のサポート終了だと修理はしないけど使い続けることはできる、というようなイメージなのですが、wena3の場合ICカードのサポートが終了するので魅力はほぼ皆無になります。
アプリのアカウントも削除されるので今後別端末でセットアップもできなくなります。
せめてローカルで使い続けられるように何か準備できなかったんですかね、と非常に不誠実に感じます。
やっぱりスマートウォッチはAppleWatchなのかな、などと思いつつ、SUICAをiPhoneで使えるようにセットアップする日々なのでした。
