Titanの話とか今後のQWERTY端末についてとかあれこれ

#Titan

いよいよ実態が見えてき始めたUnihertzのTitanですが、平静を保ちつつ結構ワクワクしています。
実物が出来る前のイメージを見てお金を払うかどうか決めるクラウドファウンディングの性質上、後から色々な仕様が見えてきて残念になったり安心したりと悲喜こもごもだったりします。
結局カタログスペックなどから判断するしかないわけですが、Titanに関してはRAMが6GBだとか防水仕様だとか、カタログ上は結構魅力的なスペックです。

しかしCPUがそれまで評判が悪い結構マイナーなものでそちらが懸案事項として挙げられる感じでした。

で、そのCPUの性能についてはこちらで考察している通り

ニッチなCPUでそれまで評判が悪かったものでしたが、今回は大躍進、というような評価になっています。
元があまりに悪かったものから大躍進と言われてもさじ加減がわからないというのが正直な所なのですが。

KEY2搭載のSnapdragonあたりと比べてもさほど性能が落ちるわけではなさそうなので、少なくともKEYoneやKEY2 LEやを使っている人が反応悪くて困るという事はなさそうに思います。
端末のCPUって実は結構大事で、何するにも待ち時間が発生していたCLASSICなんかは正直地獄でしたからね。
当時CLASSICについては待ち時間を愛情で乗り越えていましたが、今更はもう無理です。

なんでCLASSICのCPUをPASSPORTと同等のものにしとかなかったのかと、当時のRIMを罵りたいです。

さて、最近も昔ほどではないもののキーボード付き端末というものがちょくちょく発売されています。
といっても昔のようにきちんとした(?)メーカーが製造販売しているわけではなく、クラウドファウンディングという本来メーカーが手を出さない規模の市場に向けてのアプローチの端末が殆どでサポートもあまり期待できず、端末は出ているもののキーボード付き端末を取り巻く市場って以前より厳しいように思います。
キーボード付き端末と言えば大別するとストレート、縦スライド、横スライド、クラムシェルの4種類あって、縦スライドに関しては製造が難しいのかクラウドファウンディングでもほとんど見かけません。
そしてCommunicatorなどのクラムシェルタイプの端末には見かける度食指が伸びつつ使い道が想像できないので買っていないというのが現状です。
どうしてもクラムシェルに関しては座って使うものというイメージがあって、平日はほとんど外で座ってなにかするということがないデスクワークの人間にとって、クラムシェルタイプの端末を使うというのはハードルが高いんですよね。

開けないと画面見えないというのも永遠のサブって感じですし。

逆に横スライド端末というのは私はいまいち食指が動かなくて、普段縦で使っている端末を文字入力の度に横にするという「よっこいしょ」感がすごく億劫なんですよ。

なのでストレートか縦スライドが個人的には理想で、一番待望しているのは縦スライドだったりします。

で、Titanの使い道としてはきちんと決まっていて、これからの季節お風呂でお湯につかりながら時間をつぶすため、風呂でtwitterやyoutube、kindleなどのコンテンツを消費するための端末として活用したいと思っています。
少々水がかかっても大丈夫な防水仕様ならではの使い道だと自負しています。

正直防水が付いていなかったらこんなでかくて重い端末はギリギリ買わなかったと思います。

あとキャンプやハイキング、サイクリングなどに持っていくのにもいいと思います。
まぁ私はインドア派なのであまり無責任に勧めるわけにもいきませんが。

ただし、ほぼスクエアの画面なのでこれらのアプリがどういう挙動をするのかというのが少し気になっていたりはします。

用途は決まっているのですが少し気になっているのが防水とQWERTYキーの相性です。
防水が購入の決め手なのに防水が心配って何とも皮肉な話ですが。
というのもかつて私はNECカシオが海外で法人向けに発売した「NEC TERRAIN」という端末を購入しており。

そのキーボードの、あまりの出来の悪さに思わず数日で投げ捨てた経験があるからです。

当時の付き合いなどもあってとりあえず購入は決め、予備バッテリが単体販売していないため予備でバッテリーを持ちたい場合は本体をもう一つ買う必要があるという問題から結局2台購入したのですが、こちら本当にキーボードの出来が悪く、キータッチが最悪で、周りの人が何とか使おうとして工夫したり、あれこれ試行錯誤したり、「楽しいです」と情報発信している中、数日でさっさと見切りつけて一台は家のタンスの裏に投げ入れ、2台目は開封もせずに押し入れに放り込んでしまいました。

そういうトラウマがあるので、防水とキーボードの組み合わせには素直に喜べなかったり、とても心配になったりします。

Titanの海外や国内の実機レビューを見るとキータッチに対してそれほどネガティブなことは書かれていないのですが、個人的に商用サイトのレビューってあまり信用していなくて、実際に触ってみるまではあまり安心できないなと思っています。

そして色々な情報が出てくる中、いよいよ外観について決定の情報が出てきました。

Altキーの位置がそこか、というサプライズはありましたが、まぁまぁ仕方ないよねと言える程度にはまとめてきていると思います。
逆に下手にキー配列をいじるのではなくて良かったなとほっとしています。
下手にキーが小さくなって全体のバランスが崩れたり、Altキー付けた代わりにZキーを無くしますというような判断じゃなくて良かったです。
しかしQWERTYキーを扱うのがはじめてで知見が無いという事を差し引いても、当初Altキー無しでキーボード付き端末をリリースしようとしたという判断は正気を疑うレベルでしたけど。

実際の所、それほどTitanで文字入力をバリバリやっていくつもりはあまりなく、jiroさんがAquaMozc for titanとかリリースしてくれたらうれしいなぐらいには思いますし、私はAquaMozcが出たら価格がいくらでも買うつもりなのですが(数千円のレベルであれば)、なにぶんパイが小さそうなので商売として成り立つのかどうかもわからないのであまり出してくれとせがむのも迷惑だろうなと、声を小にして主張しています。

とりあえず実機が手元に来て使ってみてから、上記以上の使い道があれば考えたらいいかぐらいに思っています。

でもこういう小さい(?)キーボード付き端末って日本人に需要があると思うので、各社もう少し日本語入力に関して真面目に検討してほしいです。
今のところ純正でまともに日本語入力できるのってKEY2ぐらいですからね。

そういえばキーボードからアプリを起動できるようにしようと思ったらBlackBerryHomeとか入れないといけないのかしら…

いずれにせよ、Titanにそれなりの反響があれば、TCLあたりがきちんとしたPassportの後継機を出してくれないかなと。
そういう動きの方に期待を持っていたりして、そういう意味での3万円の投資だったりします。

コメント

  1. ヒサ より:

    自分もTitanを予約したので、AquaMozcが出たら嬉しいです。
    今もKEY2で愛用しているので。

    • Kuro より:

      ほしいですよね 需要があるということをtwitterなどで呟いて作者に届くのを願うしかない気がしますw

  2. Quadrophenia より:

    毎日campfire覗いていると指がプルプル・・・

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