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Chromebookの魅力とハイスペックマシンについて

      2021/07/08

最近chromebookが楽しくて毎日使っています。
どうも、Kuroです。

今回はtwitterなどでよく見かける「chromebookの魅力って何?」という事について考えたいと思います。

■chromebookとは

そもそもchromebookとはなんでしょうか。
Windowsでも、Macでも、AndroidでもiOSでもない、もちろんBlackBerryでもQNXでもない、ChromeOSというOSを搭載したパソコンです。
オンラインでの活用を得意としたOSで、WebブラウザであるGoogle Chromeをメインに活用し、Webを見たりGoogleのサービス(GoogleDriveやGMail、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど)を利用したりして活用します。

オンライン一辺倒ではなくGoogleDriveなどはオフラインで使うこともできます。

■chromebookの魅力とは

chromebookの魅力として、世間一般でよく言われているのは「安いのに軽くてサクサク」と「起動が爆速」です。
個人的には前者はともかく後者に関しては「これを魅力として持ち出す人もしかしてchromebookあんまり使ってない?」という疑念を持ちます。
というのも、chromebookの持ち運びって基本サスペンドなので電源オフの状態からの起動ってそんなに使わないんですよね。
そんなに使わない機能を魅力として挙げるというのは、よくわかってないのか他に思いつかないかのどちらかだと思います。

なので個人的にはあまりに「起動が爆速」を前面に押し出している人の話はうわの空で聞いています。

次に「安いのに軽くてサクサク」ですが、これはまさにその通りです。
WindowsPCに導入されるのとほぼ同じ、フルブラウザのchromeがサクサク動きます。

PC版のChromeとスマホ版のChromeの違いとしてすぐに思いつくのはChrome拡張機能です。
例えばAmazonの商品の価格推移を表示してくれる機能やAndroidとのファイル交換アプリ「PushBullet」とファイルをやり取りする機能など様々な便利機能を付与することができます。

なので用途がWebを見たりtwitterを更新したり、youtubeを見たりするだけあれば、本当に2万~3万程度の安い端末でも十分だったりするので「安いのにサクサク動く」というのが魅力というのは事実です。

安いしか価値がないと思われるのは複雑ですが、安いということが入り口になって、ためしに使ってみる人が増えるのであれば、それはそれで良いんだと思います。

では、魅力はそれだけかというとそんなことは無くて、chromebookはキーボードとの親和性が結構高いです。
ハードウェアはWindowsノートPCとほぼ同じなのでノートパソコンに近いキーボードを使うことができます。

さらにキーボードショートカットが充実しており、Ctrl+A(全選択)、Z(やり直し)、X(切り取り)、C(コピー)、V(貼りつけ)という基本の文字操作はもちろんですが、Ctrl+P、O、I、Uという入力した文字を簡単にアルファベットやカタカナの全半角に変換するショートカットも利用できます。
これを使えるのと使えないのとでは、大きく文字入力の効率が変わってきます。

というわけで、Chromebookの大きな魅力としては「フルブラウザでWebがサクサク見れる」という事と「キーボードでストレス少なく文字入力が行える」が2本柱かなと思います。

■それ以外の魅了について

それ以外の魅力としては以下のようなものがあります。

マルチウィンドウ搭載
セキュリティが強固
Androidアプリが動作する
Linux環境が動作する
PhoneHubでAndroid端末との親和性が高い
セットアップが簡単

マルチウィンドウ搭載はAndroidタブレットを使っていた(そして今も使っている)身としては大きな魅力です。
アプリケーションのウィンドウサイズを自由に変更して重ねて表示できるマルチウィンドウは大画面を有効に活用する手段の一つです。
Androidタブレットの場合、基本的に1アプリを全画面表示するのでせっかくの大画面をうまく生かせてないという印象を常に受けますし、アプリケーションによっては余白の多い間延びした、もったいない画面使いのレイアウトになったりします。

マルチウィンドウであれば裏面にtwitterを表示しながらblogを書いたり、twitterと動画を並べて表示してダラダラ見ながらtwitterしたり、という非常に有意義な時間の使い方ができます。

マルチウィンドウはGalaxy TabやLEVIE T11など少しお高めのAndroidタブレットであれば採用されている場合もありますが、それは現状メーカーの独自機能に過ぎません。
しかしながら、ChromebookではOSの標準機能なので基本的にどのモデルでも利用できます。(今後androidにも搭載されるらしいですが)

また、Androidタブレットの場合、マルチウィンドウ機能はキーボードを取り付けた場合や外部出力画面をつなげた場合などにのみ有効になりますが、Chromebookの場合はタブレットモードにしてもマルチウィンドウ機能を利用できる機種もあります。

例えば私の愛機Galaxy Chromebook 2なんかはキーボードを背面に回してタブレットモードに切り替えてもマルチ画面のまま利用することができます。(Detachable CM3はキーボードを外すとタブレットと同じ1画面だけのモードになります)

セキュリティが強固というのもよく耳にすると思います。
OSのアップデートが頻繁に行われるというのもその理由の一つですが、実はChromebook上のアプリはブラウザも含めて全てサンドボックスという環境で実行されるというのが大きいと思います。
サンドボックスというのは外部と遮断され独立した仮想環境の事で、アプリケーションをサンドボックス上で実行することでアプリケーションがウィルスに感染してもシステムへの感染を防ぐことができるという仕組みです。
例えていうならばウィルスを仕込んだWebページをブラウザで開いたとして、OSがウィルスに感染することはなく、ブラウザを閉じる事で対応は完了するという事になります。(サンドボックスをすり抜けるウィルスもあるので過信は禁物ですが、すり抜けたウィルスに対しても、今度は起動時にシステムの書き換えをチェックして書き換えられた箇所があれば元に戻すなど様々な対処を行います)

Androidアプリが使えるという事に関しては実は結構魅力的だといえます。
もともとモバイル用途として作られているAndroidには、Windowsなどと比べてそちらに特化したアプリケーションが多く、それを利用できるというのはchromebookにとって大きなメリットです。
正直Windowsってモバイル用途向けのアプリってイマイチ充実してないように思うのですがどうなんでしょう。(私の不勉強かもしれませんが)
しかしながらAndroidアプリがchromebook上でAndroid端末と遜色ないほど動作するかというとそんな事はなく、例えばサスペンドからの復帰で動作がおかしくなったり、ネットワーク関連でおかしな挙動をしたりという不具合のあるアプリも散見されています。(DMMブック、Neutron、TorneMobile等)
それでもきちんと動くアプリも結構あるので、使いたいものの中から使えるものを見極めつつ導入しいけば非常に便利です。
使えれば儲けものですが、なかなか大儲けの場合もありますので(最悪爆速起動を生かしてOS再起動もありです)試す価値はあります。

Linux環境が動くというのは、正直Linuxに明るくないので何とも言えませんが「コーディングが出来るやったー」なんて声を散見します。
開発やる人にはメリットが大きいかもしれません。
また、Linuxが得意とする系のアプリなどの利用が簡単に出来るのも便利といえそうです。(どんなアプリかはわかりませんが)

PhoneHubに関してはAndroidアプリと同じぐらい私的には魅力を感じています。
Android端末に接続し、Android端末に飛んできたメッセージを確認し、必要に応じて返信する。
Android端末のテザリングをChromebookからオンにしてネットに接続する。
Android側で直前に開いていたタブを2つまで共有出来、chromebook側で開くことができる。
現在できるのはこれぐらいですが、既にAndroidとの親和性が高いと言ってもいいレベルです。
今後きっとAndroid側のファイルを簡単に開いたり、クリップボードを共有したりできるんじゃないかなーと期待しています。
個人的にはAndroidのアプリもPhoneHub経由でChromebookから開けたらいいのにとか妄想していますが…

また、一度セットアップを完了するとほとんどのセットアップ内容はGoogleのアカウントに記憶されるらしく、2台目以降のセットアップはログインした時点で完了しほとんど作業不要というのも魅力の一つといえます。(Androidアプリの細かい設定などは必要ですが)
これは一般ユーザーはあまり恩恵に与る機会は少ないですが、端末をあれこれ買いたいガジェットオタクには非常にありがたいです。

魅力かどうかは別として、chromebook端末ごとにサポート期間(アップデートが提供される期間)が明確に決まっているというのは一つの特徴です。(大体発売から7年か8年です)

あとペンの反応もいいらしいよお絵描きしないから知らんけど

■仕事で使えるの?

用途によっては使えると思いますし用途によっては使えません。

出先でちょっとした文章作成とマクロなんかを使わない簡単なエクセルの編集あたりで事足りる場合は使えるかも知れませんね。

何かアプリを追加しないといけないものは難しいと思います。

でも仕事で使うことを検討している人は、こんな個人ブログ見てないでコンサルに金払ってアドバイスしてもらったら良いと思います。

■Windowsでよくない?

形状が非常によく似ているので、Windowsのノートパソコンでよくないかという意見はよく耳にします。

極論ですが、家であれこれしたくて一台目のパソコンを買うという場合、その一台目にはWindowsのPCを購入することをお勧めします、絶対にそのほうが快適です。

恐らくやれることはWindowsPCの方が圧倒的に多いですし、拡張性という意味ではChromebookはWindowsの足元にも及びません。
世の中の様々な増設用のハードウェア、周辺機器類はWindowsのために作られていると言っても過言ではないからです。
例えばWindowsでは出来て当たり前の、プリンタを使った印刷作業でさえchromebookでは対応したプリンタを探すところから始めなければいけませんし、その対応したプリンタでさえ、Windowsで使うよりも機能は制限されます。

Chromebookは家にWindowsのPCがあり、その上で手軽に取り廻せる端末が欲しい、というような時に選択肢に入るものだと思います。(またはWebだけ見れたらいいなど、本当にパソコンいらないライトな環境に限定な場合はその限りではありませんが)

上記の前提を踏まえたうえでの比較になりますが、Web閲覧+キーボードでPCライクの文字入力+Androidアプリという環境はChromebookを使う上での大きなメリットだと言えます。(Windows11ではAndroidアプリが動作するらしいですが、どの程度動くのか実物の登場が待たれます)

Windowsノートを選ぶかChromebookを選ぶかは、現状ではある程度Androidアプリを使えるという点に魅力を感じるかどうか、あとchromebookのお手軽な感じが気に入るかどうか決め手かなと思われがちです。(価格もですが)

ただ、個人的にはChromebookはWindowsを置き換えるものというよりはWindowsと併用して、Windowsを持ち出すまでもないような細々したところを担当する、という使い方が一番快適だと思うんですよね。

実はchromebookの一番の魅力って取り出してから使い始めるまでの時間の短さ、鞄に入れたり畳んでおいてたりという使ってない状態から使い始めるまでの手軽さ、ハードルの低さだと思っています。

ちょっと気分転換にカフェでお茶飲みながらtwitter眺めてブログ書く、というような用途にchromebookを持ち出すとその手軽さ、快適さはクセになる人も多いと思いますし、私みたいにWindowsのパソコンをサーバー代わりに部屋の隅で起動して、必要な処理(リッピングやエンコード)はリモートデスクトップで繋げてWindowsにやらせるというような使い方をすれば、家の中での活用はほとんどchromebookで済んだりします。

■Androidタブレットでよくない?

Androidタブレットと比較してみて、Chromebookの魅力というと何でしょうか。
まず大前提ですが、Androidタブレットが欲しいけどAndroiアプリも使えるらしいからchromebookでもいいよね的な考えであればAndroidタブレットを買うことをおすすめします。(もしくはiPad)
最近(かどうか知りませんが)はキーボードが外れるもの、背面に回るものなど様々な形状でタブレットっぽく振る舞うChromebookというものが出回っています。
しかしながら、そのどれも(というほど触っていませんが)安定性、可用性などAndroidタブレットに遠く及びません。

例えばDetachable CM3などはキーボードを外してタブレットとして使うと、ソフトウェアキーボードがうまく表示されなかったりしますし、タブレットモードへの移行がうまく行かなかったりします。(爆速再起動で治ります)

さらに言えばandroidアプリもandroidタブレットほど安定しては動きません。
サスペンドからの復帰で固まったり、終了後再度起動したらうまく起動しなかったりと、androidタブレットであればしなくて良い苦労をすることになります。

androidアプリをつバリバリ使いたいのであれば、今はまだandroidタブレットを使うのが正解です。

Androidタブレットと比べてのchromebookの魅力は、マルチ画面とキーボードの親和性、この2つだと言えます。

マルチ画面での広い画面の有効活用に関しては使い慣れると戻れないほど快適ですし、キーボードとの親和性に関しては、Androidタブレットのそれがまだまだだと言わざるを得ません。

まず標準の日本語入力ソフトがまだまだだよねというものが多いです。
例えばキーボードショートカットを考慮していない物だったり、外付けキーボードに対応していないものだったりと活用するのにイマイチなものが多いです。(最近になってようやくAquaMozqというまともに使える日本語入力ソフトがリリースされましたが)
そして使えるまでに色々な作業(タブレット本体の他キーボードを鞄から取り出し、必要に応じて畳んでいるものを伸ばし、電源を入れ、認識させ)が必要なものが多いです。
キーボードを買うと最初のうちは楽しいのですが、これらの作業が段々面倒になってきて使わなくなるんですよね。

最近はLAVIE T11の用に一体感のあるモデルも発売されていますが、LAVIE T11は標準の日本語入力のiWnnがイマイチなんですよね。

T11用のキーボードを実は買っていました

というわけで、調べ物しながら物書きするなら、今はAndroidタブレットよりもChromebookの方が快適だと思います。

■高価なChromebookは意味がないのか

よく「Chromebookのメリットが安価でサクサクなら高いChromebookに存在意義無くない?」という話を聞きます。
これに関しては、人によってはそうですし、人によってはそうとは言えません。
前述したように気分転換にカフェでWebを見て、というような用途だけであれば高価なchromebookはあまり意味はないかもしれません。

無責任なのを自覚しつつ言っちゃいますが、先ほど記載した「ちょっとした持ち出し用途にchromebook」というような用途に少しでも魅力を感じるのであれば、とりあえず安いモデルを一台買ってみるのも一つの手です。
チェックするべきポイントはタッチパネルの有無、重量(持ち歩くなら1kg~1.3kgぐらいが妥当)、形状(クラムシェルかデタッチャブルか等)、メモリ(できれば4GB以上)あたりでしょうか。
正直OSの更新期間は2~3年残ってたら十分じゃない?というのが、あれこれ端末買うのに抵抗が無いガジェットオタクの勝手な言い分です。
3万としても2年使えば一月1250円、3年使えば840円ぐらいです。

そして休日にでも持ち出してネット見たりするのに使ってみたら良いです。

使っているうちにブラウザのタブをいくつも開いてyoutubeを動かしつつAndroidアプリをいくつも立ち上げたり、というような使い方をしたくなった場合、安価なchromebookでは不自由を感じるようになります。

そういう時に今の環境が気に入っているのでもう少しお金を出して高機能なchromebookを買うのか、windowsやAndroidタブレットを買いなおすのか決めればいいと思います。

前者を選ぶ人には高価なChromebookは意味がありますし、後者であれば意味がないという事です。(現状で満足してしまった人も後者と言えます)

私を含め自分の嗜好を把握できない人間は実際の経験を金で買うしかないのですから。

個人的には安価でサクサクは魅力だけど高価でもサクサクは魅力的だと思います。

■まとめ

Windowsに比べてAndroidアプリが使え、色々お手軽でWindowsを持ち出すまでもないところに手が届く。
Androidタブレットに比べて文字入力が快適で広い画面を有効に使える。
Androidスマホとの親和性が良くてLINEやメールのチェックができてその場で返信も可能、あまりユーザーが意識しなくても良いセキュアな環境。
ロースペックな端末でシンプルに文具的に使い倒すもよし、ハイスペックな端末を買ってあれこれ欲張って使うもよし。

「自分に丁度いい」を持ち歩ける、そんな端末だと思います。

 - chromebook, Detachable CM3, Galaxy Chromebook 2

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