ここ最近休日をhp chromebook x2 11と過ごしてみて、色々と感じたことを記載していきたいと思います。
電車移動と私
休日は結構電車移動が多かったりするのですが、その電車の中で何をするのかというと、主にnasneで撮りためた動画をDixim Playでダウンロードして、移動中に見ています。
DiXiM PlayはAndroid用の動画プレーヤーで、主にTVのレコーダー系で録画した動画の再生に長けています。
Chromebookで使うと一時停止からの復帰でコケたりと少し不安定な部分があったりもしますが、それでも純正アプリのTorne Mobileが動かない現在としてはかなり重宝するアプリです。
個人的には数時間座って過ごすような旅行系の電車ではなく、小一時間程度の電車と立って移動などが組み合わさる日常の電車移動、こういう用途で使う場合はクラムシェルやフリップタイプではなくデタッチャブル端末が最適解だと思います。
それも13インチや14インチではなく、11インチぐらいまでが許容範囲ですね。
それぐらいの大きさがカバンからさっと取り出して使ってさっと鞄に戻す、という使い方が出来るギリギリの大きさですし、手に持って動画を見る際にキーボード部分の余分な重さを切り離して使えるというのは非常に助かります。
ちなみにこの状態のhp chromebook x2 11の重さは600g以下です。
キーボードは取り外した状態でカバンの中に入っているので、別途喫茶店などで文章を書いたりもできるのが非常に助かります。
また、電車を降りて歩いている間は何をしているかというと、BlackBerry KEY2で音楽を聴いていたりします。
chromebookの動画も、KEY2の音楽もどちらもjabra Elite 85tで聴いていますが、ここを繋げ変えなしにシームレスにつなげてくれるのがjabraの魅力です。
イマイチ期待外れだったLTE
hp chromebook x2 11にはもちろんLTEのSIMが入っています。
私の場合はpovo2.0のSIMを入れて使っているのですが、正直言ってしまうと今のchromebookのLTEの制御のクオリティだと、LTEモデルはその魅力を活かしきれていないと思います。
まずなんと言ってもサスペンド復帰からLTE再接続までの時間が遅い、遅すぎる。
これは正直かなり致命的だと思います。
席についてchromebookをサスペンドから復帰させて、一呼吸置いてもまだ繋がっていない感じなんですよね。
これなら都度スマホでテザリングして繋げるのとさほど変わりません。
Androidスマホみたいにずっと繋がっていろという気はありませんが、せめてサスペンドから復帰したら1〜2秒で再接続してもらいたいものです。
次に接続する優先順位の設定ができない点。
これもかなり致命的で、chromebookの場合WiFi接続もLTE接続もペアリングしたスマホ経由のネット接続も同じ接続設定の中に入っており、WiFi>スマホ経由>LTEという優先順位が勝手につけられているみたいです。
なのでWiFiがつながる場所ではまずWiFiに繋がりにいきますし、WiFiがなければスマホ経由でネットに出ようとしますし、スマホが繋がってなければLTEでつなぎに行くという挙動をします。
スマホと繋がっていてスマホがテザリング有効になっていなければ延々そのスマホ経由で外に出ようとしてネットにつながらない状態が続きます。
つまりスマホのLINEなどの通知を見ながらLTE接続という選択肢がないんですよね。
これかなり「なんで?」という仕様だと思います。
今後のアプデで改善されるのかもしれませんが、今の状態だったら私は人にこのLTEモデルは勧めません。
意外と出来る文字入力
HP chromebook x2 11の場合11インチというサイズなのでなかなかにキーボードが特殊だったりします。
確かに一部のキーが細く押しにくい部分はありますが、私はそこそここれで問題なく文字入力できてしまっています。
特にローマ字で文字入力している間は特に困らないようなキーが細くなっているので、このあたりのやりくりはなかなか上手ですね。
おかげで出先でちょっとblog書いたりという用途には結構活躍しています。
この用途があるので、個人的にはタブレット単体のモデルは持ち出しの対象に入らないんですよね。
まぁ中にはLAVIE T11みたいな文字入力にそこそこ特化してそうなモデルもあるのですが…
個人的にはChromebook x2 11で大正解だなと思っています。
まとめ
というわけで、LTE周りの挙動に結構不満はあるのですが、それ以外は概ね満足しているモデルです。
やっぱりカバンに入れて気軽に持ち出し、取り出して使うとなると11インチぐらいが限界ですね。
そういう使い方ではなくカフェに持っていって気分転換して文字入力するというような使い方であればまた選択肢は変わってくると思います。
いずれにせよ、同じような環境を手軽に量産できるchromebookなので、用途に合わせて使い分けというのもかなり実用的になりつつあるように思います。
今度はC436FAあたりを持って出よう。
コメント
初めてコメントさせていただきます。
BlackBerryのH
https://www.blackberry.com/us/en/support/devices/end-of-life
にて、
「BlackBerry7.1OS以前、BlackBerry10ソフトウェア、BlackBerry PlayBook OS 2.1以前のバージョンのレガシーサービスを廃止するための措置を講じ、2022年1月4日にサポート終了または終了日を設定します。この日付の時点で、キャリアまたはWi-Fi接続を介してこれらのレガシーサービスおよびソフトウェアを実行しているデバイスは、データ、電話、SMS、および9-1-1機能を含め、確実に機能しなくなります。」
と書かれておりますが、OS10も完全終了という事になるのでしょうか?
残念な話ですが…
crackberryあたりになにか抜け道ありそうな事が書かれていそうな感じですが。
どうなんでしょうかね。
私はOS10には否定的でandroidにさっさと移ってしまったのですが。